出典:gooニュース
諏訪湖御神渡り「寒気続かず明けの海」 八剱神社で注進奉告祭
諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(長野県諏訪市小和田)は15日、今季の結果を神前に報告する「注進奉告祭」を同神社で行った。氏子総代ら約40人が参列。御神渡りが出現しない「明けの海」を神前で報告し、拝観式で使う予定だったしめ縄をたき上げて来季の出現を祈った。
地球温暖化で「御神渡り」が幻に? 600年間の記録から見えてきたこと
今、御神渡りは世界からも関心を集めていますが、その理由には御神渡りのメカニズム、気候変動との関係、そして長期間の御神渡りについての記録があります。冬の湖の神秘、御神渡り冬の風物詩として全国に知られる御神渡りは、地元では「神様がお渡りになった跡」と受け止められてきたもの。代々八剱神社宮司と氏子総代らにより、御神渡り神事が執り行われてきました。
諏訪湖の御神渡り、今期かなわず 「明けの海」7季連続に
諏訪湖の湖面に現れる山脈状の氷の隆起を「御神渡(おみわた)り」と認定する八剱(やつるぎ)神社(長野県諏訪市)の宮坂清宮司は11日朝、今季は御神渡りが出現しなかったと宣言した。湖面は前日朝、ほぼ全面結氷したが、日中の気温上昇や強風による波で、氷の多くが解けた。 同神社では、御神渡りのなかった年を「明けの海」と表現しており、御神渡りが最後に出現したのは2018年だった。
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