思い残す（おもいのこす）とは？意味・読み方・使い方

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おもい‐のこ・す〔おもひ‐〕【思い残す】
の解説

［動サ五（四）］

１未練を残す。心残りに感じる。「—・すことはない」

２物思いをしつくさないで残す。感興を味わい残す。
1. 「かかる所に住む人、心に—・すことはあらじかし」〈源・若紫〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

思い残すの例文(3)

出典：青空文庫

･･･の額に接吻した。もう思い残す事はなかった。　ためらう事なくクララは部･･･有島武郎「クララの出家」
･･･もうたくさんだ。もう思い残すこともないんだ」と、善吉は猪口を出す手が･･･広津柳浪「今戸心中」
･･･掌に乗ってもらえたら思い残すところはありません」　天狗は馬鹿にしきっ･･･宮本百合子「ブルジョア作家のファッショ化に就て」

思い残すの前後の言葉

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