かくゆうごうろ【核融合炉】
高温のプラズマを閉じ込めて熱核融合反応を維持し、発生する大きなエネルギーを発電などに利用できるようにする装置。磁場を用いてプラズマを閉じ込める磁気核融合炉とレーザー光線で超高密度のプラズマを発生させるレーザー核融合炉の二方式が知られる。現在研究が進められているが、実用化には至っていない。
かくゆうごうかがく【核融合科学】
核燃焼による高温のプラズマからエネルギーを取り出す研究を行う学問分野。→核融合
かくゆうごうかがくけんきゅうじょ【核融合科学研究所】
核融合科学に関する総合研究を行う大学共同利用機関。核融合エネルギーの実現を目指して理学・工学にまたがる幅広い学術研究を推進する。自然科学研究機構に所属。平成元年(1989)設立。岐阜県土岐市に所在。NIFS (ニフス) (National Institute for Fusion Science)。
出典:gooニュース
日本でも気鋭のスタートアップ誕生…核融合発電、支援強力にすべき
日本など七つの国と地域で取り組む国際熱核融合実験炉「ITER」(イーター)計画では実験開始の時期を当初計画から9年後ろ倒しし、2034年に延期することが決まった。 ところが米国では巨額資金を集めた核融合関連のスタートアップが次々と誕生する。
米国は核融合分野で中国に後れ―米メディア
CNBCはさらに、中国が現在核融合に対する特許保有数で世界トップに立ち、核融合分野の博士号取得者数も米国の10倍に上るとしたほか、高出力磁石や特定の金属、コンデンサー、パワー半導体など核融合プロジェクトに必要な大量の原材料資源の確保も進めていると指摘。
「核融合発電」の実用化進むか プラズマの動き「AIで予測する技術」を開発
夢のエネルギーとして期待される核融合発電について、量子科学技術研究開発機構とNTTは、核融合発電に必要なプラズマの複雑な動きをAI=人工知能を活用して予測する技術を開発したと発表しました。核融合発電では、1億℃以上の超高温のプラズマを安定的に維持することが必要です。
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