出典:gooニュース
核融合人材の育成、強化へ 国内外の機関へ派遣支援
文部科学省は2025年度から、次世代のクリーンエネルギーとして期待される核融合の知識や技術を持つ人材の育成を強化する。核融合科学研究所(岐阜県土岐市)が中心となり教育プログラムを実施するほか、国内外の研究機関や企業に研究者らを派遣し、交流を支援。5年間で500人程度を核融合分野に呼び込む。25年度当初予算案に関連費用を計上した。
核融合・半導体などの信頼厚い金属技研に新たな歴史の1ページ、スウェーデン社買収の深謀遠慮
HIP(熱間等方圧加圧)受託加工世界2位として、核融合や半導体、航空機など先端分野からの信頼は厚い。材料削減や部品長寿命化などサステナビリティーの観点でも引き合いは多い。スウェーデンでのM&A(合併・買収)を好機とし、MTCグループは既存の枠を越えて次のステージを目指す。
PINEPと提携し核融合の発展を推進=米タイプ・ワン・エナジー〔BW〕
【ビジネスワイヤ】ステラレータ核融合を手掛けるタイプ・ワン・エナジーは、プライベートエクイティーのパイン・アイランド・ニュー・エナジー・パートナーズ(PINEP)との提携を発表した。両社は提携により、核融合エネルギー産業のより強固なサプライチェーンの成熟化を目指す。
もっと調べる
かくゆうごうろ【核融合炉】
高温のプラズマを閉じ込めて熱核融合反応を維持し、発生する大きなエネルギーを発電などに利用できるようにする装置。磁場を用いてプラズマを閉じ込める磁気核融合炉とレーザー光線で超高密度のプラズマを発生させるレーザー核融合炉の二方式が知られる。現在研究が進められているが、実用化には至っていない。
かくゆうごうかがく【核融合科学】
核燃焼による高温のプラズマからエネルギーを取り出す研究を行う学問分野。→核融合
かくゆうごうかがくけんきゅうじょ【核融合科学研究所】
核融合科学に関する総合研究を行う大学共同利用機関。核融合エネルギーの実現を目指して理学・工学にまたがる幅広い学術研究を推進する。自然科学研究機構に所属。平成元年(1989)設立。岐阜県土岐市に所在。NIFS (ニフス) (National Institute for Fusion Science)。