出典:gooニュース
紅麹サプリ被害で報告されたファンコーニ症候群は早期発見が重要【クスリ社会を正しく暮らす】
小林製薬の「紅麹の成分を含むサプリメント」を摂取した人が健康被害を訴えた問題で、厚生労働省は「青カビが混入して作られたとみられる『プベルル酸』が原因物質だとほぼ確定した」とする調査結果を公表しました。プベルル酸は紅麹の培養段階で、青カビがドラムに混入して作られたと推定されています。 大阪市の調査では、健康被害者の72%が女性で、最も多い主訴は倦怠感とされています。
【紅麹問題】大阪市が一連の被害を「食中毒」と判断 被害規模や汚染経路の特定へ 調査結果を来年3月までにとりまとめ
小林製薬の紅麹サプリ健康被害問題で、大阪市が一連の被害を食中毒と判断しました。 小林製薬の紅麹原料を使ったサプリをめぐる健康被害問題で、大阪市は5回目の対策本部会議を開き、一連の被害を食中毒と判断して今後、被害規模や汚染経路を特定していくと発表しました。 9月、厚労省の毒性試験の結果で腎障害を引き起こしたのは青カビが作る「プベルル酸」が原因だと確認されました。
【紅麹問題】執行役員や社外取締役が報酬の一部を辞退 小林製薬
小林製薬は、紅麹サプリをめぐる健康被害の問題を受けて、常務執行役員ヘルスケア事業部長、執行役員信頼性保証本部長など執行役員10人が月額報酬の10%から20%を3ヵ月辞退すると発表しました。 また、社外取締役の4人と監査役4人も社内の役職員との信頼関係を強め、再発防止策を進めるためとして月額報酬の10%を3ヵ月辞退します。
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