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辞書
1 円形の陶磁器を成形するときに用いる台。上部の円盤に陶土をのせて、回転させながら種々の形を作り出す。轆轤台。
2 「轆轤鉋 (ろくろがんな) 」の略。
3 重い物の上げ下ろしに用いる滑車。
4 車井戸の釣瓶 (つるべ) を上下するための滑車。
5 傘の上端で骨の先を集めて、傘の開閉に用いる仕掛け。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ろくろがんな【轆轤鉋】
回転軸の端に取り付けた木地 (きじ) を、回転させながら刃物を当て、丸く削ったり、えぐったりする工具。回し錐 (ぎり) 。ろくろがな。
ろくろぎり【轆轤錐】
⇒舞錐 (まいぎり)
ろくろくび【轆轤首】
首が非常に長くて伸び縮みが自由にできる化け物。また、その見世物。抜け首。ろくろっくび。
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出典:青空文庫
・・・ 紅の綱で曳く、玉の轆轤が、黄金の井の底に響く音。「ああ、橋板が・・・ 泉鏡花「海の使者」
・・・、あたかも毒茸が傘の轆轤を弾いて、驚破す、取て噛もう、とあるべき・・・ 泉鏡花「木の子説法」
・・・で仕切った、内井戸の轆轤が鳴った。が、すぐに、かたりと小皿が響い・・・ 泉鏡花「国貞えがく」
轆轤細工
轆轤師
轆轤台
轆轤挽き
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