《(梵)Yama-rājaの音写「閻魔羅社 (えんまらじゃ) 」の略》
1 閻魔堂。また、閻魔詣 (もう) で。《季 夏》「蒟蒻 (こんにゃく) に切火たばしる—かな/茅舎」
2 《がうそつきの舌を抜き取るという俗説から》釘抜 (くぎぬ) き。
3 《恐ろしく思うところから》借金取り。
4 《「借 (か) る時の地蔵顔、済 (な) す時の閻魔顔」から》借金のある人。
「鬼が来て—を責る大晦日 (おほみそか) 」〈柳多留・一六七〉
出典:gooニュース
地獄絵図で悪事に喝 一行寺でお閻魔様開帳〈川崎市川崎区・川崎市幸区〉
一行寺(川崎区本町)は1月12日、新年の恒例行事である「お閻魔様お開帳」を開催した。大道芸人の麻布十兵衛さんを招き、絵解きと紙芝居が参拝者に披露され、子どもからお年寄りまで約120人が参加し、終了後にはお守りを配布した。麻布さんは地獄や極楽の様子を描いた計16幅の掛軸をユーモアいっぱいに語ったのち、地獄を巡ってきた寺の小僧がその様子を絵で描いて人々に伝える紙芝居を披露した。
北千住・勝専寺で冬の「閻魔開き」 地元住民でにぎわう
境内には本堂、閻魔堂、馬頭(めず)観音堂が並ぶ。本堂には本尊の阿弥陀三尊像、寺宝の千手観音像、閻魔堂では閻魔大王像を安置。江戸時代には歴代将軍のタカ狩りの際の休息所として活用された。 閻魔堂の閻魔大王像を公開するのは1月と7月の15日・16日のみ。当日は、寺の境内、大門通り、山門前の道筋にシャーピンやタコ焼きなどの屋台が並び、日中からにぎわいを見せる。
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出典:青空文庫
・・・は兼ねて噂に聞いた、閻魔大王に違いありません。杜子春はどうなるこ・・・ 芥川竜之介「杜子春」
・・・しかし閻魔王の命令ですから、どうか一しょに来て下さい。何、地獄も・・・ 芥川竜之介「二人小町」
・・・真直ぐに運ばれてよ、閻魔だ、と怒鳴られて驚いて飛出したんだ。お供・・・ 泉鏡花「菎蒻本」