アリー【‘Alī】
[600ころ〜661]イスラムの第4代正統カリフ。在位656〜661。その就任をめぐる紛争の中で殺害された。ムハンマドのいとこで、娘婿。シーア派では初代イマームとされる。
アルガゼル【Algazel】
ガザーリーのラテン語名。
アルハーゼン【Alhazen】
イブン=アル=ハイサムのラテン語名。
ウェルナー【Alfred Werner】
[1866〜1919]スイスの化学者。立体化学を展開して配位説を提唱、錯体化学の体系化に寄与した。1913年、ノーベル化学賞受賞。著「立体化学講義」「無機化学における新思想」など。
ウォーカー【Alice Walker】
[1944〜 ]米国の黒人女性作家。公民権運動、女性解放運動に参加。南部の黒人女性の半生を描いた「カラー‐パープル」でピュリッツァー賞を受賞した。他に「愛と苦しみ」「喜びの秘密」など。
ギンズバーグ【Allen Ginsberg】
[1926〜1997]米国の詩人。1950年代後半、反管理社会を打ち出したビート派文学運動の代表者。長詩「吠(ほ)える」、詩集「アメリカの没落」など。
スウィンバーン【Algernon Charles Swinburne】
[1837〜1909]英国の詩人・批評家。巧みな韻律美と異教的な官能描写で知られる。劇詩「カリドンのアタランタ」、詩集「詩とバラード」など。
テニソン【Alfred Tennyson】
[1809〜1892]英国の詩人。美しい韻律と叙情性に富んだ作風により、ビクトリア朝の代表的詩人となった。作「イン‐メモリアム」「国王歌集」「イノック=アーデン」など。
ハメネイ【‘Alī Ḥoseynī Khāmene'ī】
[1939〜 ]イランの宗教家、政治家。1981年、大統領に就任。1989年のホメイニ死去後、イラン‐イスラム共和国の最高指導者となる。抵抗経済を提唱。
ベルトラン【Aloysius Bertrand】
[1807〜1841]フランスの詩人。近代散文詩の創始者とされる。肺結核のために早世したが、死後に出版された散文詩「夜のガスパール」はボードレールなどに大きな影響を与えた。