サン‐マルティン【José de San Martin】
[1778〜1850]ラテンアメリカ独立運動の指導者。アルゼンチン生まれ。スペイン軍人として働いたのち帰国し、アルゼンチン独立闘争に参加。スペイン軍と戦い、アルゼンチン、チリ、ペルーの独立を達成...
シェーレ【Karl Wilhelm Scheele】
[1742〜1786]スウェーデンの化学者。酸素・塩素・バリタ・弗化(ふっか)水素・シアン化水素などの発見、酒石酸・安息香酸などの単離、骨灰からの燐(りん)の製造など多くの業績がある。
しおみ‐まさなり【塩見政誠】
[1646〜1719]江戸中期の蒔絵(まきえ)師。京都の人。落ち着いた気品のある研ぎ出し蒔絵は、「塩見蒔絵」と称されて高い評価を得た。
し‐そ【始祖】
1 ある家系の最初の人。「徳川家の—」 2 ある物事を最初に始めた人。創始者。元祖。「流派の—」 禅宗で、達磨(だるま)大師の称。
シチェドリン【Mikhail Evgrafovich Saltïkov Shchedrin】
[1826〜1889]ロシアの小説家。専制政治下の社会を風刺した。作「ある町の歴史」「ゴロブリョフ家の人々」など。
シッド【El Cid】
[1043ころ〜1099]中世スペインの英雄。本名、ロドリーゴ=ディーアス=デ=ビバール(Rodrigo Díaz de Vivar)。カスティーリャ‐レオン王アルフォンソ6世の不興を買って追放...
シドニー【Philip Sidney】
[1554〜1586]英国の詩人・政治家・軍人。文武にすぐれ、ルネサンスの理想的人物像の典型とされた。小説「アルカディア」、ソネット集「アストロフェルとステラ」、「詩の擁護」など。
しば‐しょうじょ【司馬相如】
[前179〜前117]中国、前漢の文人。成都(四川省)の人。字(あざな)は長卿。梁の孝王の客となって作った「子虚賦」が武帝の賞賛を受け、召されて宮廷詩人となった。漢代を代表する賦の第一人者で、ほ...
しばた‐しょう【柴田翔】
[1935〜 ]小説家・ドイツ文学者。東京の生まれ。「されどわれらが日々—」で芥川賞受賞。他に「贈る言葉」「鳥の影」など。評論に「ゲーテ『ファウスト』を読む」、訳書に「ファウスト」がある。
しばた‐みなお【柴田南雄】
[1916〜1996]作曲家。東京の生まれ。雄次の子。東京芸大教授。二十世紀音楽研究所を設立、前衛音楽のリーダーとして活躍した。十二音技法の歌曲「朝の歌」の他、「コンソート‐オブ‐オーケストラ」...