たかひと‐しんのう【幟仁親王】
[1812〜1886]有栖川(ありすがわ)宮韶仁(つなひと)親王の第1王子。明治天皇の書道・歌道の師範を務めた。
たかひら【高平】
平安中期、備前の刀工。包平(かねひら)・助平とともに三平(さんぴら)の一人。生没年未詳。
たかひら‐こごろう【高平小五郎】
[1854〜1926]外交官。陸奥(むつ)の生まれ。欧米各国の公使を歴任。ポーツマス講和会議で小村寿太郎とともに全権委員。
たかまつ‐の‐みや【高松宮】
皇族の一家。江戸初期、後陽成天皇の皇子好仁(よしひと)親王に始まる。その後有栖川(ありすがわ)宮と改称、威仁(たけひと)親王のとき継嗣が絶え、大正2年(1913)大正天皇の第3皇子宣仁(のぶひと...
たかまど‐の‐みや【高円宮】
宮家の一。昭和59年(1984)、三笠宮崇仁親王の第3子憲仁(のりひと)親王が創立。
たかみ‐じゅん【高見順】
[1907〜1965]小説家。福井の生まれ。本名、高間芳雄。プロレタリア文学運動に参加、検挙されて転向。鋭敏な感覚で、弧立した知識人の姿を描き出す。晩年は日本近代文学館の開設に尽力。小説「故旧忘...
たかみ‐せんせき【鷹見泉石】
[1785〜1858]江戸後期の武士・蘭学者。下総(しもうさ)の人。名は忠常。古河(こが)藩の家老で大塩平八郎の乱平定を指揮。また、地図・地理書を収集し、海外地理を研究。
たかみね‐じょうきち【高峰譲吉】
[1854〜1922]応用化学者。富山の生まれ。英国留学後、和紙・製塩・酒造の研究に従事。渡米し、タカジアスターゼを創製、アドレナリンを発見。後年、米国に帰化。
たかみね‐ひでこ【高峰秀子】
[1924〜2010]映画女優。北海道の生まれ。本姓、松山。旧姓、平山。夫は映画監督の松山善三。5歳から子役として映画に出演し、「デコちゃん」の愛称で親しまれた。その後「綴方(つづりかた)教室」...
たかむこ‐の‐くろまろ【高向玄理】
[?〜654]飛鳥(あすか)時代の朝臣。渡来人の子孫。遣隋使小野妹子(おののいもこ)に随行。帰国後、僧旻(そうみん)とともに国博士(くにはかせ)に任ぜられ、大化の改新政府の重臣となった。のち、遣...