とり‐ぶっし【止利仏師】
⇒鞍作止利(くらつくりのとり)
なかむら‐きちえもん【中村吉右衛門】
歌舞伎俳優。屋号、播磨(はりま)屋。 (初世)[1886〜1954]東京の生まれ。3世中村歌六の長男。9世市川団十郎の芸風を継承し、立役を得意とした。6世尾上菊五郎と菊吉時代をつくった名優。文...
なかやま‐しんぺい【中山晋平】
[1887〜1952]作曲家。長野の生まれ。多数の歌謡曲・童謡などを作曲、晋平節といわれる独特の様式をつくりあげた。作品に「カチューシャの歌」「ゴンドラの唄」「てるてる坊主」「波浮(はぶ)の港」など。
なんぽ‐しょうみょう【南浦紹明】
[1235〜1309]鎌倉中期の臨済(りんざい)宗の僧。駿河の人。鎌倉建長寺住持。紹明は「じょうみん」「じょうみょう」とも。建長寺の蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)に師事し、正元元年(1259)入...
にしき‐まさあき【西木正明】
[1940〜2023]小説家。秋田の生まれ。本名、鈴木正昭(まさあき)。自ら現地に赴いて綿密に取材したドキュメンタリー作品を多く手がける。「凍(しば)れる瞳」「端島の女」で直木賞受賞。他に「オホ...
にじょう‐よしもと【二条良基】
[1320〜1388]南北朝時代の公卿・歌人・連歌師。初め後醍醐天皇に仕え、のち北朝の天皇に仕えた。和歌は頓阿(とんあ)に学び、連歌は救済(ぐさい)を師としてともに「菟玖波(つくば)集」を撰し、...
にちぞう【日像】
[1269〜1342]鎌倉後期の日蓮宗の僧。下総(しもうさ)の人。通称、肥後阿闍梨(あじゃり)。日蓮・日朗(にちろう)に師事。京都に入り三度追放されたが、妙顕寺を創建し京都布教の基盤をつくった。...
はたけやま‐まさなが【畠山政長】
[1442〜1493]室町中期の武将。幕府の管領(かんれい)。畠山持国の養子となったが、持国に実子義就(よしなり)が生まれたので追放された。のち、家督をめぐって義就と抗争を続け、応仁の乱の一因を...
はたけやま‐よしなり【畠山義就】
[?〜1490]室町中期の武将。畠山持国の子。持国の養子政長と家督相続をめぐって対立し、応仁の乱の発端をつくった。
パトリック【Patrick】
[387ころ〜461ころ]ブリタニア生まれのキリスト教宣教師・聖人。宣教師としてアイルランドに渡り、キリスト教化の基礎をつくった。アイルランドの使徒と呼ばれる。著「告白録」。