おかもと‐きどう【岡本綺堂】
[1872〜1939]劇作家・小説家。東京の生まれ。本名、敬二。2世市川左団次と提携、新歌舞伎の劇作家として活躍した。戯曲「修禅寺物語」「鳥辺山心中」、小説「半七捕物帳」など。
おがた‐たけとら【緒方竹虎】
[1888〜1956]政治家。山形の生まれ。東京朝日新聞社の幹部を経て、昭和19年(1944)小磯内閣の国務相兼情報局総裁。第二次大戦後、戦時中の言論統制の責任者として公職追放。解除後、衆議院議員。
おがわ‐みめい【小川未明】
[1882〜1961]小説家・童話作家。新潟の生まれ。本名、健作。ロマンチックな作風から社会主義的傾向へと変わったが、のち童話に専念。童話を文学として確立した先駆者の一人。小説「魯鈍な猫」、童話...
オクジャワ【Bulat Shalvovich Okudzhava】
[1924〜1997]ソ連・ロシアの詩人・小説家。ジョージア(グルジア)人を父、アルメニア人を母としてモスクワに生まれる。反戦と社会風刺をうたう自作詩に曲をつけ、ギターの弾き語りで発表し一世を風...
おくむら‐よしひさ【奥村善久】
[1926〜2023]電子工学者。石川の生まれ。電波が建物や樹木から受ける影響を研究し、奥村モデル(奥村秦モデル)を確立。携帯電話や自動車電話などの移動体通信のネットワーク構築に貢献した。この業...
オコナー【Flannery O'Connor】
[1925〜1964]米国の小説家。短編小説の名手として知られ、米国南部を舞台にした作品を数多く残した。作「善人はなかなかいない」「賢い血」など。
おさべ‐ひでお【長部日出雄】
[1934〜2018]小説家。青森の生まれ。郷里である津軽に取材した小説を多く執筆。「津軽世去れ節」「津軽じょんから節」で直木賞受賞。太宰治の評伝「桜桃とキリスト」で大仏次郎賞を受賞。他に「鬼が...
おさらぎ‐じろう【大仏次郎】
[1897〜1973]小説家。神奈川の生まれ。本名、野尻清彦。「鞍馬天狗」で大衆作家として認められる。著「赤穂浪士」「帰郷」「パリ燃ゆ」「天皇の世紀」など。文化勲章受章。
おざわ‐しょういち【小沢昭一】
[1929〜2012]俳優。東京の生まれ。俳優座養成所を経て俳優デビューし、多くの舞台や映画などに出演。ラジオ番組のパーソナリティーとしても活躍した。民俗芸能の研究にも業績を残し、香具師(やし)...
おしい‐まもる【押井守】
[1951〜 ]アニメーション作家・映画監督。東京の生まれ。テレビアニメ「一発貫太くん」でアニメ演出家としてのスタートを切る。「うる星やつら オンリー・ユー」でアニメ映画の監督デビュー。「GHO...