せがわ‐やすお【瀬川康男】
[1932〜2010]絵本画家・絵本作家・版画家。愛知の生まれ。本姓、鈴木。松谷みよ子が文を書いた「きつねのよめいり」の挿絵で絵本画家としてデビュー。他の作品に「いないいないばあ」「絵巻平家物語...
セザンヌ【Paul Cézanne】
[1839〜1906]フランスの画家。印象派として活躍したが、のち、色面によって空間を構築する独自の様式を確立し、キュビスムをはじめとする20世紀絵画に多大な影響をもたらした。作「サント・ビクト...
セバスティアヌス【Sebastianus】
古代ローマ、ディオクレチアヌス帝の近衛兵。3世紀末頃キリスト教徒となるが、迫害を受け殉教したと伝えられる。弓矢で射られて殉教する美しい若者の像としてよく描かれ、疫病に対する守護聖人とされる。生没...
せんげ‐もとまろ【千家元麿】
[1888〜1948]詩人。東京の生まれ。尊福(たかとみ)の子。武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)と交わり白樺派に属した。人間と自然への賛美を素朴にうたった人道主義的な詩人として知られる。詩...
せん‐せん【銭選】
中国、宋末・元初の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。字は舜挙(しゅんきょ)。号、玉潭(ぎょくたん)・霅川翁(とうせんおう)など。宋滅亡後、遺民画家として北宋院体画風の復興をめざした。山水・花...
せんとう‐てい【宣統帝】
[1906〜1967]中国、清朝最後(第12代)の皇帝。在位1908〜1912。名は溥儀(ふぎ)。辛亥(しんがい)革命で退位。満州事変後の1934年、日本に擁立されて満州国皇帝となり、康徳帝と称...
セント‐ジェルジ【Albert Szent-Györgyi】
[1893〜1986]米国の生化学者。ハンガリーの生まれ。ビタミンCを発見しアスコルビン酸と命名。フマル酸が細胞呼吸の触媒として働くことを見いだし、1937年、ノーベル生理学医学賞受賞。また、筋...
セーガン【Carl Edward Sagan】
[1934〜1996]米国の天文学者・SF作家。NASAの顧問としてアポロ計画などに関わったほか、火星や土星の研究に業績を残した。科学啓蒙書や小説も発表。作「コスモス」「コンタクト」など。
ぜんな【善阿】
鎌倉後期の連歌師。地下(じげ)連歌界の指導者として活躍。連歌式目の制定に寄与した。門下に救済(ぐさい)らがいる。生没年未詳。
そう‐しもん【宋之問】
[656ころ〜712]中国、初唐の詩人。汾(ふん)州(山西省)の人。字(あざな)は延清。五言律詩の型を完成。沈佺期(しんせんき)とともに「沈宋」と併称される。宮廷詩人として活躍したが、睿宗(えい...