むとう‐きよし【武藤清】
[1903〜1989]建築学者。茨城の生まれ。東大教授。耐震設計の実用化に貢献し、日本の超高層建築時代を切り開いた。東京の霞が関ビルディングなどを設計。昭和58年(1983)文化勲章受章。
むとう‐さんじ【武藤山治】
[1867〜1934]実業家・政治家。愛知の生まれ。鐘淵(かねがふち)紡績社長。のち、政界浄化を志して実業同志会を組織し、衆議院議員となる。「時事新報」社長。政界革新を主張し、暗殺された。
むなかた‐しこう【棟方志功】
[1903〜1975]版画家。青森の生まれ。国際展で重ねて受賞。日本画の大作も多い。文化勲章受章。代表作「二菩薩釈迦十大弟子」など。
むに【牟尼】
《(梵)muniの音写。賢者・聖者の意。寂黙と訳す》 インドで、山林にあって沈黙の行をする人の称。 釈迦(しゃか)の尊称。釈迦牟尼。
むねたか‐しんのう【宗尊親王】
[1242〜1274]鎌倉幕府第6代将軍。在職1252〜1266。後嵯峨天皇の皇子。謀反の疑いで京に送還され、のち出家。歌集「柳葉和歌集」など。
むねちか【宗近】
平安中期の刀工。京都三条に住み、三条小鍛冶と称す。現存する有銘作品は少ないが、「三日月宗近」などにより、優美な太刀姿で知られる。また、「小狐丸(こぎつねまる)」の伝説は有名。生没年未詳。
むねなが‐しんのう【宗良親王】
[1311〜1385?]後醍醐天皇の皇子。名は「むねよし」とも。初め尊澄法親王と称し、天台座主となる。元弘の変に敗れて讃岐(さぬき)に配流。建武政権崩壊ののち還俗、南朝の中心として各地を転戦。「...
むねよし‐しんのう【宗良親王】
⇒むねながしんのう(宗良親王)
ムハ【Alfons Mucha】
⇒ミュシャ
ムハンマド【Muḥammad】
[570ごろ〜632]イスラム教の創唱者。メッカに生まれ、神アッラーの啓示を受けて伝道を始める。厳格な一神教を唱え、偶像を厳しく否定したため迫害を受け、622年にメジナに移り(ヒジュラ)、イスラ...