あさい‐りょう【朝井リョウ】
［1989〜 ］小説家。岐阜の生まれ。本名、佐々井遼。大学在学中に「桐島(きりしま)、部活やめるってよ」でデビュー。「何者」で直木賞受賞。他に「もういちど生まれる」「少女は卒業しない」など。
あしかが‐しげうじ【足利成氏】
［1434〜1497］室町中期の武将。鎌倉公方(くぼう)となり、享徳3年（1454）管領上杉憲忠(うえすぎのりただ)を殺して幕府と対立。翌年下総(しもうさ)古河(こが)に移り、古河公方と称した。
いいおか‐の‐すけごろう【飯岡助五郎】
［1792〜1859］江戸後期の博徒(ばくと)。相模(さがみ)の人。下総(しもうさ)国飯岡（千葉県旭市東部）で飯岡浜一帯を縄張りとし、笹川繁蔵と勢力争いをした。講談・浪曲「天保水滸伝(てんぽうす...
いいざわ‐ただす【飯沢匡】
［1909〜1994］劇作家。和歌山の生まれ。文化学院卒。本名、伊沢紀(ただす)。社会を風刺した喜劇で活躍。作品に「もう一人のヒト」など。「二号」で岸田演劇賞、「五人のモヨノ」で読売文学賞、「夜...
いしかわ‐くらじ【石川倉次】
［1859〜1944］教育家・点字開発者。遠江(とおとうみ)の人。小学校の教員を経て東京盲唖(もうあ)学校に勤務。ブライユ式の点字を翻案して、日本語の五十音を表す日本式の点字を完成させた。その後...
うちだ‐りょうへい【内田良平】
［1874〜1937］右翼運動指導者。福岡の生まれ。明治34年（1901）黒竜会を創立、大陸進出を唱えた。韓国併合の黒幕として活躍、のちに満蒙(まんもう)独立運動を推進。
おう‐い【王維】
［701ころ〜761］中国、唐の詩人・画家。太原（山西省）の人。字(あざな)は摩詰(まきつ)。安禄山の乱後、粛宗に起用され、尚書右丞(しょうしょゆうじょう)になった。仏教を信仰し、長安郊外の輞川...
おおぎまち‐てんのう【正親町天皇】
［1517〜1593］第106代天皇。在位1557〜1586。後奈良天皇の第2皇子。名は方仁(みちひと)。弘治3年（1557）践祚(せんそ)。毛利元就(もうりもとなり)父子の献上金で、永禄3年（...
おおはら‐ゆうがく【大原幽学】
［1797〜1858］江戸末期の農村指導者。神道・仏教・儒教を学び、下総(しもうさ)国香取郡長部村で村民を指導して村の建て直しを図ったが、幕府の圧力をうけ自殺。彼がつくらせた土地共有組織「先祖株...
おだか‐ともお【尾高朝雄】
［1899〜1956］法哲学者。朝鮮の生まれ。東大教授。国民主権と天皇制の調和を求め、また、マルクス主義法思想を批判。法哲学の啓蒙(けいもう)に尽力。
