やまもと‐ちょうごろう【山本長五郎】
清水次郎長(しみずのじろちょう)の本名。
やまもと‐ふみお【山本文緒】
[1962〜2021]小説家。神奈川の生まれ。ジュニア小説を中心に執筆活動に入るが、その後一般文芸に転向。割り切れない人間の心理を巧みに描く恋愛小説を意欲的に発表する。「プラナリア」で直木賞受賞...
やまもと‐ほうすい【山本芳翠】
[1850〜1906]洋画家。美濃の人。本名、為之助。五姓田(ごせだ)芳柳に学び、のち洋画に転じて渡仏。帰国して生巧館画塾を開く。明治美術会・白馬会の創立に参加。門下に藤島武二らがいる。代表作に...
やまもと‐ほくざん【山本北山】
[1752〜1812]江戸後期の儒学者。江戸の人。名は信有。初め古文辞学を修めたが、のち井上金峨に師事し、折衷学を提唱。経学(けいがく)・詩文にもすぐれた。著「孝経集説」「作詩志彀(さくししこう...
やまもと‐みちこ【山本道子】
[1936〜 ]小説家。東京の生まれ。本姓、古屋。結婚後、夫の任地オーストラリアに3年間居住。帰国後、海外駐在員の妻を描いた「ベティさんの庭」で芥川賞受賞。他に「ひとの樹」「喪服の子」など。
やまもと‐やすえ【山本安英】
[1902〜1993]女優。東京の生まれ。本名、千代。築地小劇場・新築地劇団に参加、のち「ぶどうの会」を主宰。木下順二作「夕鶴」のつう役を1000回以上も演じた。
やまもと‐ゆうぞう【山本有三】
[1887〜1974]劇作家・小説家。栃木の生まれ。本名、勇造。人道主義的な社会劇作家として出発、のち理想主義的な小説を発表。文化勲章受章。戯曲「嬰児殺し」「坂崎出羽守」、小説「波」「女の一生」...
やまわき‐とうよう【山脇東洋】
[1706〜1762]江戸中期の医者。京都の人。本名、清水尚徳。初め移山と号した。山脇玄修の養子となり、後藤艮山にも学び、古医方の大家となった。宝暦4年(1754)小杉玄適らと京都の刑場で解剖に...
やゆう【也有】
⇒横井也有(よこいやゆう)
やりつ‐あぼき【耶律阿保機】
[872〜926]中国、遼(りょう)の初代皇帝。在位916〜926。廟号(びょうごう)は太祖。唐末の907年、契丹八部を統一してハン位につき、のち皇帝となった。しばしば長城を越えて華北に侵入。西...