コンドルセのぎゃくり【コンドルセの逆理】
⇒コンドルセのパラドックス
コンドルセのパラドックス【Condorcet's paradox】
多数決により三つ以上の選択肢から一つを選ぶ場合に生じる矛盾。たとえば候補者A、B、Cの中から三人の投票者により多数決で選出する場合、投票者の選好順序がそれぞれ、A>B>C、B>C>A、C>A>Bのように異なると、選好順序に循環が生じ同票数になって決着がつかない。恣意的に候補者を二人に絞って投票を行い、その勝者と残る一人を競わせることで決着はつくが、投票の手続きによって勝者が異なってしまう。18世紀フランスの数学者・思想家・政治家コンドルセが発見。コンドルセの逆理。投票のパラドックス。