はしもと‐さない【橋本左内】
[1834〜1859]幕末の志士。福井藩士。名は弘道。号、景岳。緒方洪庵(おがたこうあん)・杉田成卿(すぎたせいけい)らに蘭学・医学を学び、藩主松平慶永(まつだいらよしなが)に認められ、藩政改革...
はせがわ‐へいぞう【長谷川平蔵】
[1745〜1795]江戸後期の幕臣。名は宣以(のぶため)。先手弓頭となり、火付盗賊改を加役としてつとめた。老中松平定信の命により、人足寄場(にんそくよせば)の設置を献策。
はった‐とものり【八田知紀】
[1799〜1873]幕末・明治の歌人。薩摩(さつま)藩士。通称、喜左衛門。号、桃岡。香川景樹の門人。維新後、宮内省歌道御用掛となり、門下に高崎正風らが出た。家集「しのぶ草」など。
はっとり‐りょういち【服部良一】
[1907〜1993]作曲家。大阪の生まれ。アメリカ音楽の要素を取り入れた独自のスタイルにより、ブルース・青春歌謡など、生涯に3000曲以上を作曲。没後、国民栄誉賞受賞。代表作「別れのブルース」...
はやし‐がほう【林鵝峰】
[1618〜1680]江戸前期の儒学者。京都の人。羅山の三男。名は、春勝・恕(しのぶ)。別号、春斎。将軍徳川家光に仕えて経書を講じ、「本朝通鑑」などを編纂。幕府外交の機密にも参与した。著「鵝峰文...
ひとつばし‐よしのぶ【一橋慶喜】
⇒徳川慶喜(とくがわよしのぶ)
ひの‐そうじょう【日野草城】
[1901〜1956]俳人。東京の生まれ。本名、克修(よしのぶ)。新興俳句運動の中心として無季を主張、連作を実践した。句集「花氷」「青芝」など。
ふじわら‐の‐ふじふさ【藤原藤房】
[1295〜?]南北朝時代の後醍醐天皇の側近。宣房(のぶふさ)の子。元弘の変で天皇を奉じて笠置山に逃れたが、捕らえられて常陸(ひたち)へ配流。のち、建武政府の恩賞方筆頭となったが、行賞の不公正な...
ブリューゲル【Pieter Bruegel】
[1528ころ〜1569]フランドルの画家。寓意を交えた独自の写実的画風で農民風俗を描き「農民ブリューゲル」とよばれた。また、風景画・幻想画にも特異な才能を示した。長男と次男も有名な画家で、長男...
ブンゼン【Robert Wilhelm Bunsen】
[1811〜1899]ドイツの化学者。1855年、無色炎のブンゼン灯を発明。のち、分光分析法を確立してルビジウムとセシウムを発見。ブンゼン電池・ブンゼン光度計などの実験器具装置も発明。