テオドラ【Theodora】
[500ころ〜548]東ローマ皇帝ユスティニアヌス1世の妃。下層民の出身であったが、527年に夫とともに共同戴冠し、女帝として夫の統治に大きな影響を与えた。
テレシコワ【Valentina Tereshkova】
[1937〜 ]ソ連の宇宙飛行士。1963年、ボストーク6号に搭乗し、世界初の女性宇宙飛行士となった。のちに政界に入る。
てんいちぼう【天一坊】
[?〜1729]江戸中期の僧。通称、改行。源氏坊天一と名のり、徳川家の一族と称して世間を騒がせて処刑された。大岡政談と結びつき戯曲・講談などに脚色された。
てんじん【天親】
⇒世親(せしん)
デカルト【René Descartes】
[1596〜1650]フランスの哲学者・数学者。近世哲学の父とされる。方法的懐疑によってすべてを疑うが、疑っている自己の存在を真理と認め、「我思う、故に我あり」の命題によって哲学の第一原理を確立...
とう‐げん【董源】
中国、五代・宋初の画家。鍾陵(江西省)の人。字(あざな)は叔達。山水画をよくし、後世、南宗画の祖とされる。生没年未詳。
とくとみ‐そほう【徳富蘇峰】
[1863〜1957]評論家。熊本の生まれ。本名、猪一郎。蘆花の兄。同志社中退後、自由民権運動に参加。のち民友社を設立、「国民之友」「国民新聞」を発刊し、平民主義を主張。日清戦争後は政府と結び、...
ともなが‐さんじゅうろう【朝永三十郎】
[1871〜1951]哲学者。長崎の生まれ。京大教授。日本での西洋近世哲学史研究の先駆者。著「近世における『我』の自覚史」「カントの平和論」など。
ともなが‐しんいちろう【朝永振一郎】
[1906〜1979]物理学者。東京の生まれ。三十郎の長男。東京教育大学学長。場の量子論において超多時間理論、繰り込み理論を発表。量子電磁力学の発展に寄与し、昭和40年(1965)ノーベル物理学...
ドストエフスキー【Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy】
[1821〜1881]ロシアの小説家。処女作「貧しき人々」で作家として出発。混迷する社会の諸相を背景として、内面的、心理的矛盾と相克の世界を描き、人間存在の根本的問題を追求。20世紀の文学に多大...