くめ‐けいいちろう【久米桂一郎】
[1866〜1934]洋画家。佐賀の生まれ。フランスに渡り、黒田清輝とともにラファエル=コランに師事。帰国後、天真道場を興し、白馬会創立に参加、明るい外光派的画風で活躍。教育家・美術行政家として...
こいそ‐りょうへい【小磯良平】
[1903〜1988]洋画家。兵庫の生まれ。藤島武二に師事。フランスへ留学後、新制作派協会(後の新制作協会)の結成に参加。卓抜した描写と近代的感覚で、女性像に独自の画境を展開した。文化勲章受章。
こいと‐げんたろう【小絲源太郎】
[1887〜1978]洋画家。東京の生まれ。文展・帝展・日展で活躍。光風会会員。風景画で知られる。文化勲章受章。
こう‐こう【高崗】
[1905〜1954]中国の政治家。陝西(せんせい)省の人。東北地方を基盤として活動し、1949年中央人民政府副主席、1952年国家計画委員会主席。のち、毛沢東から「反党連盟」結成の嫌疑をかけら...
こう‐こう【黄興】
[1874〜1916]中国の革命家。善化(湖南省)の人。孫文と協調、中国革命同盟会を結成し、倒清運動を指導。辛亥(しんがい)革命後、南京臨時政府の陸軍総長。袁世凱(えんせいがい)討伐の第二革命に...
こう‐しゅうぜん【洪秀全】
[1814〜1864]中国清末、太平天国の最高指導者。花県(広東(カントン)省)の人。自らをエホバの子であるとして、上帝会を組織。1851年、挙兵して自ら天王と称し、国名を太平天国とした。南京を...
しげまつ‐きよし【重松清】
[1963〜 ]小説家。岡山の生まれ。フリーライターを経て作家となる。現代社会における家族のあり方を新鮮な視点で描き、人気を集める。「ビタミンF」で直木賞受賞。他に「ナイフ」「エイジ」「定年ゴジ...
ジダーノフ【Andrey Aleksandrovich Zhdanov】
[1896〜1948]ソ連の政治家。スターリンの側近の一人で、共産党中央委員会書記としてイデオロギー・文化問題を担当、思想・文化界の統制政策を推進した。
たけした‐のぼる【竹下登】
[1924〜2000]政治家。島根の生まれ。中学教師を経て昭和33年(1958)衆議院議員初当選。官房長官・大蔵大臣などを歴任後、同62年に田中(角栄)派を分裂させ経世会を結成。同年、中曽根首相...
たけだ‐たいじゅん【武田泰淳】
[1912〜1976]小説家。東京の生まれ。「蝮(まむし)のすゑ」などによって戦後派作家として注目され、以後、現実の社会問題と取り組んだ作品が多い。小説「風媒花」「ひかりごけ」「森と湖のまつり」...