ルイ‐フィリップ【Louis-Philippe】
[1773〜1850]フランス国王。在位1830〜1848。ブルボン家の支流オルレアン家の出身。フランス革命初期より自由主義者として活躍したが、のち亡命。1830年の七月革命で迎えられ即位。「市...
れいがん【霊巌】
[1554〜1641]安土桃山時代から江戸初期の浄土宗の僧。駿河の人。諸国を遊行して多くの寺院を造り、江戸霊岸島に霊巌寺を創建。また、徳川家光の寄進を得て知恩院を再興した。
ろくだい【六代】
[?〜1199?]平安末・鎌倉初期の人。平維盛(たいらのこれもり)の長男。平家滅亡後、北条時政に捕らえられ、斬られようとしたところを文覚(もんがく)によって救われ、出家して妙覚と号した。
わきさか‐やすはる【脇坂安治】
[1554〜1626]安土桃山・江戸初期の武将。近江(おうみ)の人。通称、甚内。賤ヶ岳の七本槍の一人。豊臣秀吉に仕えたが、関ヶ原の戦いで徳川方に通じ、伊予大洲5万3千石に封ぜられた。
わけ‐の‐きよまろ【和気清麻呂】
[733〜799]奈良末期・平安初期の公卿。備前の人。道鏡が皇位に就こうと企てたとき、宇佐八幡の神託によりこれを阻止して怒りを買い、大隅(おおすみ)に配流。道鏡の失脚後、光仁・桓武天皇に仕え、平...
わけ‐の‐ひろむし【和気広虫】
[730〜799]奈良末期・平安初期の女官。備前の人。清麻呂の姉。法名、法均尼。清麻呂とともに称徳天皇に仕え、宇佐八幡神託事件に連座し、備後(びんご)に配流。のち、許されて桓武天皇に仕えた。
わだ‐よしもり【和田義盛】
[1147〜1213]鎌倉初期の武将。三浦義明の孫。源頼朝の挙兵以来軍功を重ね、幕府初代の侍所(さむらいどころ)別当となった。のち、北条氏の謀計により挙兵して敗死、和田氏は滅亡した。