とうぼう‐さく【東方朔】
[前154ころ〜前93ころ]中国、前漢の文人。平原厭次(山東省)の人。字(あざな)は曼倩(まんせい)。武帝に仕えたが、巧みなユーモアと奇行により道化的存在だった。西王母の桃を盗んで食べ長寿を得...
とくおか‐しんせん【徳岡神泉】
[1896〜1972]日本画家。京都の生まれ。本名、時次郎。竹内栖鳳(たけうちせいほう)に師事。幽遠で静寂な画境を確立。文化勲章受章。
とくがわ‐いえなり【徳川家斉】
[1773〜1841]江戸幕府第11代将軍。在職1787〜1837。一橋治済(ひとつばしはるさだ)の長男。松平定信を老中に登用し、寛政の改革を行った。定信の失脚後はみずから政治を執り、ぜいたくな...
とくがわ‐いえみつ【徳川家光】
[1604〜1651]江戸幕府第3代将軍。在職1623〜1651。秀忠の二男。幼名、竹千代。家康・秀忠の遺志を継ぎ、武家諸法度・参勤交代の制などを整え、幕政の基礎を築いた。また、キリシタンを弾圧...
とくがわ‐みつくに【徳川光圀】
[1628〜1701]江戸前期の水戸藩主。頼房の三男。諡号(しごう)、義公。彰考館を設立して「大日本史」の編纂(へんさん)を始め、社寺の改革、勧農政策を推進した。中納言となり、その唐名黄門(こう...
とくがわ‐よしむね【徳川吉宗】
[1684〜1751]江戸幕府第8代将軍。在職1716〜1745。紀伊藩主徳川光貞の四男。紀州藩主から将軍となり、幕府財政の改革と幕政の強化につとめ、享保の改革を行った。
とねがわ‐すすむ【利根川進】
[1939〜 ]生物学者。愛知の生まれ。分子生物学・免疫遺伝学を専攻し、免疫T細胞受容体遺伝子の研究で業績をあげた。昭和59年(1984)文化勲章受章。昭和62年(1987)ノーベル生理学医学賞受賞。
にしな‐よしお【仁科芳雄】
[1890〜1951]物理学者。岡山の生まれ。長岡半太郎・ラザフォード・ボーアに師事。理化学研究所の主任研究員から所長となり、量子力学・原子核・宇宙線の研究に業績をあげ、また、湯川秀樹・朝永振一...
ニーレンバーグ【Marshall Warren Nirenberg】
[1927〜2010]米国の生化学者。たんぱく質の合成に成功。人工RNAから人工ポリペプチドを得たことにより、遺伝情報の解読に導いた。1968年、H=G=コラーナ・R=W=ホリーとともにノーベル...
ビスマルク【Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck】
[1815〜1898]ドイツの政治家。プロイセン首相として軍備増強を強行、普墺(ふおう)・普仏(ふふつ)両戦争を勝利に導き、1871年、ドイツ統一を達成、帝国初代宰相となる。保護関税政策をとって...