きたばたけ‐じゅごう【北畠准后】
北畠親房の異称。三后に准じる待遇で、後村上天皇が親房に与えたもの。
きたばたけ‐とものり【北畠具教】
[1528〜1576]戦国時代の武将。伊勢国司。織田信長に居城大河内城を攻められ敗北。信長の次男信雄(のぶかつ)を自身の子である具房の養嗣子として家督を譲るが、のち、信長らに謀られて自刃。
きたばたけ‐やほ【北畠八穂】
[1903〜1982]小説家・児童文学者。青森の生まれ。本名、美代。作家深田久弥と結婚したが、のち離婚。方言を駆使した郷土色豊かな作品を描く。「鬼を飼うゴロ」で野間児童文芸賞受賞。他に「十二歳の...
ほうじょう‐あきとき【北条顕時】
[1248〜1301]鎌倉中期の武将。実時の子。父の志を継ぎ、金沢文庫を隆盛にした。金沢顕時。
ほうじょう‐かてい【北条霞亭】
[1780〜1823]江戸後期の漢詩人。志摩の人。名は襄。字(あざな)は子譲・景陽。霞亭は号。京都で皆川淇園(きえん)に、江戸で亀田鵬斎(ほうさい)に学ぶ。備後の菅茶山に招かれ廉塾の塾頭、次いで...
ほうじょう‐しげとき【北条重時】
[1198〜1261]鎌倉前期の武将。義時の三男。六波羅探題・連署を歴任して、執権北条時頼を補佐。のち出家。彼の残した「北条重時家訓」は、後世の武家家訓のもととなった。極楽寺殿。
ほうじょう‐たかとき【北条高時】
[1303〜1333]鎌倉幕府第14代執権。在職1316〜1326。若年で執権となったため政治を乱し、正中の変・元弘の変を招いた。のち、新田義貞に鎌倉を攻められて一族とともに自刃した。
ほうじょう‐よしとき【北条義時】
[1163〜1224]鎌倉幕府第2代執権。在職1205〜1224。時政の次男。通称、江馬小四郎。父時政の失脚後、執権となり、和田義盛を滅ぼして侍所別当を兼ねた。姉政子と協力して承久の乱を鎮圧し、...
ほくし【北枝】
⇒立花北枝(たちばなほくし)
ほくりん‐ぜんに【北林禅尼】
阿仏尼(あぶつに)の別名。