こがく‐せんせい【古学先生】
伊藤仁斎の諡号(しごう)。
ここう‐たんぽ【古公亶父】
中国、周の文王の祖父。初め豳(ひん)にあったが、岐山(きざん)のふもとに移り、周を建てたといわれる。太王と諡号(しごう)。生没年未詳。
こざい‐よしひで【古在由秀】
[1928〜2018]天文学者。東京の生まれ。人工衛星の軌道を割り出す「コザイの式」を編み出し、衛星による測地学を確立した。国立天文台台長、国際天文学連合会長などを歴任。平成21年(2009)文...
こじま‐かずお【古島一雄】
[1865〜1952]政治家。兵庫の生まれ。新聞記者から政界に入り、犬養毅(いぬかいつよし)と行動をともにして、衆議院・貴族院議員を歴任。第二次大戦後、自由党の総裁に推されたが、吉田茂を推挙し...
ふるい‐よしきち【古井由吉】
[1937〜2020]小説家。東京の生まれ。立教大学でドイツ文学を講じたのち、文筆活動に入る。「内向の世代」の代表的作家。「杳子(ようこ)」で芥川賞受賞。他に「槿(あさがお)」「中山坂」「仮往生...
ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査し、「東遊雑記」「西遊雑記」などを著す。幕命で「武蔵五郡の図」などを作成。
ふるかわ‐まこと【古川真人】
[1988〜 ]小説家。福岡の生まれ。平成28年(2016)「縫わんばならん」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」で第162回芥川賞を受賞した。
ふるかわ‐ろっぱ【古川緑波】
[1903〜1961]喜劇俳優。東京の生まれ。本名、郁郎。舞台・映画に活躍し、レビュー喜劇の発展に尽くした。「声帯模写」の語を初めて用いた。古川ロッパ。
ふるひとのおおえ‐の‐おうじ【古人大兄皇子】
[?〜645]舒明天皇の皇子。母は蘇我馬子の娘。蘇我氏滅亡後、異母弟の中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(天智天皇)と対立し、皇位を軽皇子(かるのみこ)(孝徳天皇)に譲り、出家して吉野山に入った...
ふるやま‐こまお【古山高麗雄】
[1920〜2002]小説家。朝鮮の生まれ。戦後、編集者を務めながら短編「墓地で」でデビュー。戦争体験に基づく「プレオー8の夜明け」で芥川賞受賞。他に「小さな市街図」「セミの追憶」など。