バーナ【Bāṇa】
インドの小説家・詩人。7世紀に活躍。作品はサンスクリット美文体の典型とされる。歴史小説「ハルシャチャリタ」など。生没年未詳。
ひがし‐よういち【東陽一】
[1934〜 ]映画監督。和歌山の生まれ。女性を主人公にしたドキュメンタリータッチの作品を多く手がける。代表作「もう頰(ほお)づえはつかない」「四季・奈津子」「化身」「絵の中のぼくの村」など。
ひらやま‐いくお【平山郁夫】
[1930〜2009]日本画家。広島の生まれ。東京美術学校で前田青邨に師事。日本美術院を中心に活動し、東京芸術大学学長などを歴任。また国内外の文化財保護にも注力した。仏教やシルクロードをテーマと...
ビゼー【Georges Bizet】
[1838〜1875]フランスの作曲家。特にオペラにすぐれ、洗練された作曲技法によって、音楽と劇の内容とを融合させた。作品にオペラ「カルメン」「アルルの女」など。
ビバルディ【Antonio Vivaldi】
[1678〜1741]イタリアの作曲家。後期バロック様式の協奏曲形式を確立した。作品に、「四季」を含む協奏曲集「和声と創意への試み」や「調和の霊感」など。→バロック音楽
ビュヒナー【Georg Büchner】
[1813〜1837]ドイツの劇作家。人間の実存を追求する写実的な作品を書いた。革命運動に加わり、亡命先のスイスで病死。戯曲「ダントンの死」「ウォイツェック」など。ビューヒナー。
ビヨン【François Villon】
[1431ころ〜1463ころ]フランスの詩人。殺人・窃盗などを犯し、入獄と放浪の生涯を送る。悔恨と恐れ、揶揄(やゆ)と嘲笑、祈りと諦念の込められた作品を発表した。作「形見」「遺言詩集」など。
ビラ‐ロボス【Heitor Villa-Lobos】
[1887〜1959]ブラジルの作曲家。国内各地の民謡を収集・研究し、民族音楽とヨーロッパ音楽を融合した作風を確立した。作品に「ブラジル風バッハ」など。
ピサネロ【Antonio Pisanello】
[1395ころ〜1455ころ]イタリアの画家。洗練された描線による装飾的構図の作品を描いた。メダル彫刻家としても著名。ピサネルロ。ピサネッロ。
ピランデッロ【Luigi Pirandello】
[1867〜1936]イタリアの劇作家・小説家。人間存在の二重性、狂気など、精神の危機を主題とした作品が多い。1934年ノーベル文学賞受賞。小説「故マッティア=パスカル氏」、戯曲「ヘンリー四世」...