かわたけ‐しげとし【河竹繁俊】
[1889〜1967]演劇研究家。長野の生まれ。黙阿弥(もくあみ)家の養嗣子。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)に師事。早大演劇博物館館長として活躍。著「歌舞伎史の研究」「日本演劇全史」など。
きたばたけ‐とものり【北畠具教】
[1528〜1576]戦国時代の武将。伊勢国司。織田信長に居城大河内城を攻められ敗北。信長の次男信雄(のぶかつ)を自身の子である具房の養嗣子として家督を譲るが、のち、信長らに謀られて自刃。
くろだ‐せいき【黒田清輝】
[1866〜1924]洋画家。鹿児島の生まれ。本名、清輝(きよてる)。清綱の養嗣子。渡仏してラファエル=コランに師事。帰国後、外光派の画風を日本に導き入れ、久米桂一郎とともに天真道場を開き、のち...
けいたい‐てんのう【継体天皇】
[?〜531?]記紀で、第26代天皇。名は男大迹(おおど)。武烈天皇没後嗣子がなく、大伴金村・物部麁鹿火(あらかび)らに越前から迎えられて河内(かわち)で即位したと伝えられる。
けんぞう‐てんのう【顕宗天皇】
記紀で、第23代の天皇。名は弘計(おけ)。履中(りちゅう)天皇の孫。父市辺皇子が雄略天皇に殺されたとき、兄の億計(おけ)王(のちの仁賢天皇)とともに身を隠したが、嗣子のない清寧(せいねい)天皇に...
こばやかわ‐ひであき【小早川秀秋】
[1582〜1602]安土桃山時代の武将。豊臣秀吉の正室高台院の兄木下家定の子。幼名、辰之助。通称金吾。秀吉の養子となり、のち、小早川隆景の養嗣子。慶長の役に総大将として参戦。秀吉の死後、関ヶ原...
とくがわ‐いえのぶ【徳川家宣】
[1662〜1712]江戸幕府第6代将軍。在職1709〜1712。甲府藩主徳川綱重の長男。綱吉の養嗣子。柳沢吉保を退け、間部詮房(まなべあきふさ)・新井白石を重用して政治の刷新を行った。