にしき‐まさあき【西木正明】
[1940〜2023]小説家。秋田の生まれ。本名、鈴木正昭(まさあき)。自ら現地に赴いて綿密に取材したドキュメンタリー作品を多く手がける。「凍(しば)れる瞳」「端島の女」で直木賞受賞。他に「オホ...
ふじわら‐の‐くすこ【藤原薬子】
[?〜810]平安初期の女官。種継の娘。娘が平城天皇の妃だったことから天皇の寵愛を受けたが、天皇譲位後、兄仲成らと嵯峨天皇を廃して平城上皇の復位を企て、失敗して自殺。→薬子の変
ふじわらのしゅんぜい‐の‐むすめ【藤原俊成女】
[1171ころ〜1252ころ]鎌倉前期の歌人。父は藤原盛頼、母は藤原俊成の娘。俊成の孫で養女となる。源通具の妻。新古今集の代表的女流歌人。家集に「俊成卿女集」がある。嵯峨禅尼。
ふじわら‐の‐ただふみ【藤原忠文】
[873〜947]平安中期の公卿。民部卿。平将門の乱では征東大将軍、藤原純友の乱では征西大将軍に任ぜられたが、その功に恩賞が与えられなかったのは藤原実頼の反対のためと恨み、死後も実頼の子女に祟(...
ふじわら‐の‐ていし【藤原定子】
[976〜1001]一条天皇の皇后。道隆の娘。正暦元年(990)入内して女御、のち中宮。長保2年(1000)藤原彰子が中宮に立ったため皇后となり一代二后の例を開いた。
ふじわら‐の‐もとつね【藤原基経】
[836〜891]平安前期の公卿。諡号(しごう)、昭宣公。通称、堀河太政大臣。叔父良房の養子となり、応天門の変で伴善男を失脚させ、また、光孝・宇多両天皇を擁立して最初の関白となり、娘温子を女御と...
ふじわら‐の‐よしふさ【藤原良房】
[804〜872]平安前期の公卿。冬嗣の二男。通称、白河殿・染殿。嵯峨天皇の皇女潔姫を迎え、娘明子(あきらけいこ)を文徳天皇の妃とし、人臣で初の太政大臣。また、応天門の変後、摂政となった。「続日...
フッフ【Ricarda Huch】
[1864〜1947]ドイツの女流小説家・詩人。新ロマン主義運動を推進。歴史家としても活躍。自伝的小説「ルドルフ=ウルスロイの思い出」、評論「ロマン主義の開花期」など。フーフ。
ブラウニング【Robert Browning】
[1812〜1889]英国の詩人。ビクトリア朝時代の代表的詩人で、「劇的独白」とよばれる手法で心理描写に新生面を開いた。作「ピッパが通る」「男と女」「指輪と本」など。
マタ‐ハリ【Mata Hari】
[1876〜1917]パリのムーランルージュで人気を集めたオランダ系のダンサー。第一次大戦中、ドイツのスパイとしてフランス軍に逮捕され、銃殺された。マタ=ハリは芸名で、マレー語で太陽の意。以後、...