ベリサリウス【Belisarius】
[500ころ〜565]東ローマ帝国の将軍。ユスティニアヌス1世に仕え、対ペルシア戦争やアフリカのバンダル征服、また、東ゴート征服に活躍。ベリサリオス。
ベロッキオ【Andrea del Verrocchio】
[1435ころ〜1488]イタリアの彫刻家・金工家・画家。写実的な作品を残した。ブロンズ像「コレオーニ将軍騎馬像」など。
ペロピダス【Pelopidās】
[前410ころ〜前364]古代ギリシャのテーベの将軍。エパミノンダスとともに、テーベの富国強兵に努め、スパルタを破って覇権を樹立した。
ほうじょう‐ときまさ【北条時政】
[1138〜1215]鎌倉幕府初代執権。在職1203〜1205。源頼朝の妻政子の父。通称、四郎。頼朝の挙兵を助け、鎌倉幕府創業に貢献。頼朝死後、2代将軍頼家を謀殺して実朝を擁立、初代執権として幕...
ほうじょう‐まさこ【北条政子】
[1157〜1225]源頼朝の正室。頼家・実朝の母。時政の長女。頼朝の死後尼となり、初め頼家、のち実朝を将軍としてその後見となった。実朝暗殺後は京都から九条頼経を4代将軍に迎え、執権政治を確立...
ほしな‐まさゆき【保科正之】
[1611〜1673]江戸前期の大名。徳川秀忠の庶子。信濃高遠(たかとお)藩主保科正光の養子。のち、会津23万石の領主となり、幼少の将軍家綱を補佐して幕政に参与。民生の安定、社会政策の実施に尽力。
ほそかわ‐かつもと【細川勝元】
[1430〜1473]室町中期の武将。法名、竜安寺宗宝。再三、管領(かんれい)となり、応仁の乱では将軍足利義政を助けて東軍を率いて戦ったが、陣中に没した。禅宗を信仰し、京都に竜安寺を創建。
ほそかわ‐すみもと【細川澄元】
[1489〜1520]室町後期の武将。政元の養子。家督相続をめぐり前将軍足利義稙(よしたね)を奉じる高国と争って近江(おうみ)・阿波へ逃れ、病没。
ほそかわ‐たかくに【細川高国】
[1484〜1531]室町後期の武将。政元の養子。家督相続をめぐり澄元と対立。前将軍足利義稙(よしたね)を将軍職に復帰させ、管領となって幕政の実権を握った。のち、澄元の子晴元と三好元長に追われ、自刃。
ほそかわ‐まさもと【細川政元】
[1466〜1507]室町後期の武将。勝元の子。足利義澄を擁して将軍とし、管領となって幕政の実権を握った。養子とした澄之・澄元・高国の家督争いにまき込まれ、澄之派に暗殺された。