えじま【江島/絵島】
[1681〜1741]江戸城大奥の女中。7代将軍徳川家継の母月光院に仕えた。歌舞伎役者生島新五郎(いくしましんごろう)との恋愛事件のかどで、信濃高遠(たかとお)に流された。
エパミノンダス【Epameinōndas】
[前418ころ〜前362]古代ギリシャ、テーベの将軍。レウクトラで、新戦術の斜線陣法を用いてスパルタ軍を破った。
おおうち‐よしおき【大内義興】
[1477〜1529]室町後期の武将。安芸(あき)など6国の守護として勢力を振るった。永正5年(1508)前将軍足利義稙(あしかがよしたね)を将軍に復職させ、自らは管領代となった。
おおうち‐よしひろ【大内義弘】
[1356〜1400]室町前期の武将。周防など6か国の守護。南北朝の合一に尽力。朝鮮と交易。3代将軍足利義満と対立し、鎌倉公方(くぼう)満兼と通じて応永の乱を起こしたが堺で敗死。
おおおか‐ただすけ【大岡忠相】
[1677〜1752]江戸中期の幕臣。8代将軍徳川吉宗に認められ、江戸町奉行となる。公正な判断を下す名奉行として有名。越前守(えちぜんのかみ)と称した。のち寺社奉行・奏者番。三河1万石の大名。→...
おおくぼ‐ただちか【大久保忠隣】
[1553〜1628]江戸初期の譜代大名。小田原6万5千石の領主。はじめ徳川家康の近習となり、のち秀忠付の家老。秀忠将軍就任後その老中をつとめ権勢を振るうが、讒訴(ざんそ)によって改易。
おおとも‐の‐やすまろ【大伴安麻呂】
[?〜714]天武から元明朝にかけての武臣。大伴旅人の父。壬申(じんしん)の乱で功績を立て、大納言・大将軍となった。和歌3首が万葉集に収載。
おおの‐の‐あずまひと【大野東人】
[?〜742]奈良時代の武将。蝦夷(えぞ)征討に参加、のち鎮守府将軍。天平12年(740)藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)の乱を鎮定。
おぐり‐こうずけのすけ【小栗上野介】
[1827〜1868]江戸末期の幕臣。江戸の人。名は忠順(ただまさ)。外国奉行・軍艦奉行・勘定奉行などを歴任。フランスの援助下に将軍権力を強化しようと企てたが、鳥羽伏見の戦いに敗れた後、官軍に斬...
おぐり‐そうたん【小栗宗湛】
[1413〜1481]室町中期の画家。俗姓を小栗、出家して法名を宗湛という。相国寺に入って、画僧周文に学ぶ。足利(あしかが)将軍家に仕え、幕府御用絵師となる。漢画の正統を受け継ぐ穏健な作風。