うえむら‐ぶんらくけん【植村文楽軒】
人形浄瑠璃の文楽座座元。 (初世)[1751〜1810]江戸時代後期の人。大坂に人形浄瑠璃座「高津(こうづ)新地の席」を創設、文楽座の基礎を築いた。 (4世)[1813〜1887]江戸後期か...
どどいつぼう‐せんか【都都逸坊扇歌】
[1804〜1852]江戸後期の俗曲演奏家。初世。常陸(ひたち)の人。本名、岡福次郎。当時流行の都々逸節を改良して今日の曲調に定着させた。即席や謎解きも得意としたが、風刺性をとがめられて江戸を去った。
ながの‐おさみ【永野修身】
[1880〜1947]軍人。海軍大将・元帥。高知の生まれ。ロンドン軍縮会議首席代表・海相・連合艦隊司令長官・軍令部総長などを歴任。第二次大戦後、戦犯に指名され、裁判中に病没。
ノーマン【Edgerton Herbert Norman】
[1909〜1957]カナダの日本史研究家・外交官。宣教師の子として日本で生まれた。第二次大戦後、駐日カナダ代表部主席。エジプト大使在任中、マッカーシズムに抗議して自殺。著「日本における近代国家...
ハルデンベルク【Karl August Hardenberg】
[1750〜1822]プロイセンの政治家。1810年、シュタインの後を継いで宰相となり、ウィーン会議に全権として出席し、領土拡大に成功。ギルドの廃止、商業の自由の確立、各種税制の改革などに努力した。
バー‐モー【Ba Maw】
[1893〜1977]ビルマの政治家。1937年、インドから分離後の初代首相となる。43年、対日協力政権の主席となり、第二次大戦後、日本に亡命。帰国後、野党マハーバマ党を結成し、政界に復帰。著「...
パウルス‐ろくせい【パウルス六世】
《Paulus Ⅵ》[1897〜1978]第262代ローマ教皇。在位1963〜1978。教皇として初めて、国連総会に出席。世界平和維持を呼びかけるなど平和運動に活躍。
ピウスーツキ【Józef Piłsudski】
[1867〜1935]ポーランドの軍人・政治家。独立運動を指導し、ロシアと戦った。1918年、独立を宣言して国家主席となり、対ソ戦争を指導。一時引退したが、1926年のクーデターで政権を握り、独...
ふ‐さくぎ【傅作義】
[1893〜1974]中国の軍人。山西省の人。閻錫山(えんしゃくざん)に従って北伐に参加。1931年以降、綏遠(すいえん)省政府首席として日本軍に抵抗。49年、北京の平和解放に協力し、以後は新政...
フランクリン【Benjamin Franklin】
[1706〜1790]米国の政治家・科学者。出版印刷業者として成功。稲妻の放電現象を研究し、避雷針を発明。独立宣言起草委員となり、憲法制定会議にも出席した。