しんどう‐かねと【新藤兼人】
[1912〜2012]映画監督・脚本家。広島の生まれ。本名、兼登(かねと)。戦後、吉村公三郎監督とのコンビで脚本家として活躍。昭和25年(1950)吉村らと独立プロダクションの先駆けとなる「近代...
しんみ‐まさおき【新見正興】
[1822〜1869]江戸末期の幕臣。外国奉行。万延元年(1860)遣米使節正使として渡米し、日米修好通商条約の批准書を交換した。
しんもん‐たつごろう【新門辰五郎】
[1800〜1875]江戸末期の侠客(きょうかく)。江戸の人。浅草寺に新設された門の番人となり、新門辰五郎とよばれた。火消し人足から町火消し十番組の頭となり、のち、徳川慶喜(よしのぶ)に重用され...
しんら‐さぶろう【新羅三郎】
源義光(みなもとのよしみつ)の通称。
にいみ‐なんきち【新美南吉】
[1913〜1943]児童文学者。愛知の生まれ。本名、正八。素朴な善意や人生の哀歓を詩情豊かに描く。作「ごんぎつね」「おぢいさんのランプ」など。
にった‐じろう【新田次郎】
[1912〜1980]小説家。長野の生まれ。本名、藤原寛人(ひろと)。気象台勤務の経験を生かした山岳小説で人気を集め、昭和を代表する作家となる。また歴史小説の大作でも知られる。「強力伝(ごうりき...
にった‐よしあき【新田義顕】
[?〜1337]鎌倉末期・南北朝時代の武将。義貞の長男。建武政権崩壊後、義貞と越前金崎(かねがさき)城を守ったが、足利方に攻められて落城、尊良(たかなが)親王とともに自害した。
にった‐よしおき【新田義興】
[1331〜1358]南北朝時代の武将。義貞の二男。関東でしばしば北朝方と戦ったが、足利尊氏(あしかがたかうじ)らに敗れて越後に逃れた。のち、足利方の策により、武蔵国多摩川の矢口の渡で謀殺された。
にった‐よしさだ【新田義貞】
[1301〜1338]鎌倉末期・南北朝時代の武将。上野の人。元弘3=正慶2年(1333)鎌倉幕府を滅ぼし、建武政権から重用されたが、のち、足利尊氏と対立。兵庫で楠木正成(くすのきまさしげ)ととも...
にとべ‐いなぞう【新渡戸稲造】
[1862〜1933]教育者・農政学者。岩手の生まれ。札幌農学校卒業後、アメリカ・ドイツに留学。一高校長・東大教授・東京女子大初代学長などを歴任。国際連盟事務次長、また太平洋問題調査会理事長とし...