げんのう‐しんしょう【玄翁心昭】
[1329〜1400]南北朝時代の曹洞宗の僧。越後の人。総持寺の峨山韶碩(がざんしょうせき)の法を継ぐ。諸国に布教中、下野(しもつけ)那須野の殺生石を打ち砕いたことで知られる。源翁心昭。
コックス【Richard Cocks】
[?〜1624]英国の在日商館長。1613年東インド会社の商船で来日。平戸に商館を創立し、対日貿易拡大に努力したが、オランダ商館との競争に敗れて離日。帰国途中に死亡した。その日記は当時を知る貴重...
ごとう‐こんざん【後藤艮山】
[1659〜1733]江戸中期の医師。江戸の人。名は達。別号は養庵。父の郷里の京都に帰って開業。多くの門人を育て、古医方の祖とされる。当時の医師の常識を破り、僧形をせずに平服をつけた。
さい‐よ【宰予】
中国、春秋時代の魯の人。孔門の十哲の一人。字(あざな)は子我。昼寝を孔子に戒められた話が有名。生没年未詳。
さえき‐いさむ【佐伯勇】
[1903〜1989]実業家。愛媛の生まれ。昭和2年(1927)大阪電気軌道(近畿日本鉄道の前身)に入社。専務取締役時代にプロ野球球団設立委員長となる。同26年社長就任と同時に近鉄バファローズの...
さおとめ‐みつぐ【早乙女貢】
[1926〜2008]小説家。満州の生まれ。本名、鐘ヶ江(かねがえ)秀吉。山本周五郎のもとで研鑽(けんさん)を積み、反骨精神あふれる歴史・時代小説を発表。史実に基づいた本格歴史小説の他、娯楽に徹...
さかい‐ただかつ【酒井忠勝】
[1587〜1662]江戸前期の幕臣。老中・大老。若狭小浜城主。3代将軍家光の時、幕政の中心として活躍。家光の遺命により他の老中とともに4代家綱を補佐。
さかい‐ただつぐ【酒井忠次】
[1527〜1596]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・三方ヶ原・長篠などの多くの戦に軍功あり、徳川四天王の一人に数えられた。
さかきばら‐やすまさ【榊原康政】
[1548〜1606]安土桃山時代の武将。徳川家康に仕え、姉川・長篠などの多くの戦に軍功をあげ、徳川四天王の一人に数えられた。関東入部後、上野(こうずけ)館林で10万石を領した。
さかた‐の‐きんとき【坂田金時】
平安後期の武士。相模足柄山に生まれたと伝えられる。幼名、金太郎。源頼光の四天王の一人。後世の御伽草子などで伝説化され、五月人形となって残る。浄瑠璃・歌舞伎では快(怪)童丸の名で登場する。生没年未...