こう‐ていけん【黄庭堅】
[1045〜1105]中国、北宋の詩人・書家。分寧(江西省)の人。字(あざな)は魯直(ろちょく)。号、山谷道人。師の蘇軾(そしょく)とともに蘇黄と並称される。江西詩派の祖。書は行書・草書にすぐれた。
こしがや‐ござん【越谷吾山】
[1717〜1788]江戸中期の俳人。武蔵の人。はじめ会田氏。曲亭馬琴(きょくていばきん)の俳諧の師。方言辞書「物類称呼」の著者として知られる。
コスイギン【Aleksey Nikolaevich Kosïgin】
[1904〜1980]ソ連の政治家。蔵相・軽工業相・第一副首相などを経て、1964年首相に就任。ブレジネフ書記長とともに指導的地位を占め、経済改革や国際緊張の緩和に尽力した。
こんぱる‐ぜんちく【金春禅竹】
[1405〜1470ころ]室町中期の能役者・能作者。名は七郎氏信。禅竹は法名。大和猿楽の金春座中興の名手。世阿弥の女婿。作品に「芭蕉」「定家」、理論書に「六輪一露之記」など。
ご‐し【呉子】
呉起(ごき)の尊称。 中国の兵法書。現存6編。呉起の著と伝えられるが未詳。「孫子」と並ぶ兵法書として知られる。
ゴルバチョフ【Mikhail Sergeevich Gorbachyov】
[1931〜2022]ソ連邦の政治家。1985年、共産党書記長に就任。「ペレストロイカ」「グラスノスチ」を基本方針として政治・経済・文化面の諸改革に取り組むとともに東西の軍縮、緊張緩和を積極的に...
さ‐し【左思】
[250ころ〜305ころ]中国、西晋の文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。構想10年で書きあげた「三都賦」の人気が洛陽の紙価を高めた故事で知られる。詩では詠史詩...
さとう‐なおかた【佐藤直方】
[1650〜1719]江戸中期の儒学者。備後の人。山崎闇斎(やまざきあんさい)に師事。崎門三傑の一人と称されたが、朱子学の純一性を主張し、垂加神道を唱えた師のもとを去った。著「四書便講」など。
サムソン【Samson】
旧約聖書中の人物。イスラエルの士師で、怪力の持ち主。ペリシテ人と再三戦ってこれを破ったが、愛人デリラの策謀でその大力の根源である長髪を失い、敵に捕らえられて両眼をも失った。しかし、最後の怪力で神...
サロメ【Salome】
新約聖書に見える女性。母に教唆され、踊りの褒賞として継父であるユダヤ王ヘロデ=アンティパスにバプテスマのヨハネの首を求め、これを殺させた。 オスカー=ワイルドの戯曲。一幕。の伝説に取材。1...