あさひこ‐しんのう【朝彦親王】
[1824〜1891]江戸末期から明治時代の皇族。粟田宮・中川宮などと称した。公武合体派として文久3年(1863)の政変の中心となり、明治維新後は久邇宮(くにのみや)と改称して伊勢神宮祭主となっ...
あさひな‐よしひで【朝比奈義秀】
鎌倉初期の武将。和田義盛の子。建保元年(1213)父とともに北条氏と戦い、安房(あわ)に敗走。豪勇で知られる。生没年未詳。朝比奈三郎。
あさみ‐けいさい【浅見絅斎】
[1652〜1712]江戸中期の儒学者。近江(おうみ)の人。名は安正。別号、望楠楼。山崎闇斎に学び、佐藤直方・三宅尚斎とともに崎門(きもん)三傑の一人。勤王を唱え、著書「靖献遺言(せいけんいげん...
あしかが‐しげうじ【足利成氏】
[1434〜1497]室町中期の武将。鎌倉公方(くぼう)となり、享徳3年(1454)管領上杉憲忠(うえすぎのりただ)を殺して幕府と対立。翌年下総(しもうさ)古河(こが)に移り、古河公方と称した。
あしかが‐まさとも【足利政知】
[1435〜1491]室町中期の武将。義教(よしのり)の子。初め天竜寺の僧。足利成氏(しげうじ)征討のため還俗(げんぞく)、伊豆堀越(ほりごえ)(静岡県伊豆の国市)にとどまり、堀越公方と称して古...
あしかが‐もちうじ【足利持氏】
[1398〜1439]室町前期の武将。鎌倉公方(くぼう)。永享10年(1438)関東管領上杉憲実(うえすぎのりざね)と対立。幕府軍と戦って敗れ、鎌倉で自刃。→永享の乱
あしかが‐よしみ【足利義視】
[1439〜1491]室町中期の武将。義教の子。義政の弟。兄の養子となって将軍後継者に擬せられたが、義尚(よしひさ)が生まれてから継嗣争いが起こり、応仁の乱を誘発した。今出川殿。
あしや‐どうまん【蘆屋道満】
平安中期の陰陽家。藤原道長のころ、安倍晴明と法力を争ったと宇治拾遺物語にある。生没年未詳。
あじろ‐ひろのり【足代弘訓】
[1785〜1856]江戸後期の歌人・国学者。伊勢外宮(げくう)の神官。号は寛居(ゆたい)。晩年に尊王を説き、古典の類聚(るいじゅ)編纂(へんさん)に努めた。歌集に「海士(あま)の囀(さえずり)...
あすかい‐まさあり【飛鳥井雅有】
[1241〜1301]鎌倉末期の歌人。雅経(まさつね)の孫。家集に「隣女和歌集」など。