さとう‐しょうご【佐藤正午】
[1955〜 ]小説家。長崎の生まれ。本名、謙隆(かねたか)。昭和58年(1983)「永遠の1/2」で第7回すばる文学賞を受賞し作家デビュー。「月の満ち欠け」で直木賞受賞。他に「個人教授」「Y」...
ふかい‐えいご【深井英五】
[1871〜1945]銀行家。群馬の生まれ。国民新聞の記者を経て、当時の大蔵大臣松方正義の秘書に転身。のち日本銀行に入行し、営業局長・副総裁・総裁などを歴任した。著作に「通貨調節論」など。
ふくい‐としひこ【福井俊彦】
[1935〜 ]銀行家。大阪の生まれ。日本銀行に入行、総務局長などを経て副総裁となるが、平成10年(1998)職員の接待汚職事件により松下康雄総裁とともに引責辞任。平成15年(2003)日銀に復...
まえかわ‐はるお【前川春雄】
[1911〜1989]銀行家。東京の生まれ。日本輸出入銀行副総裁などを経て、昭和54年(1979)日本銀行総裁に就任。第二次オイルショックに際して金融引き締め政策を取り、インフレの克服に尽力した...
まつお‐しげよし【松尾臣善】
[1843〜1916]官僚。播磨(はりま)の人。大蔵省で出納局長、主計局長、理財局長などを歴任。日本銀行総裁に就任すると、日露戦争の戦費調達などを目的とした外債公募に尽力。人事制度の改革などにも...
まつした‐やすお【松下康雄】
[1926〜2018]官僚・銀行家。兵庫の生まれ。大蔵省で主計局長や事務次官を歴任。退官後は太陽神戸銀行の頭取となり三井銀行との合併を実現した。平成6年(1994)日本銀行総裁となるが、平成10...
まど‐みちお【まど・みちお】
[1909〜2014]詩人。山口の生まれ。本名、石田道雄。北原白秋、与田凖一に師事。童謡の作詞家としても活躍。「ぞうさん」「やぎさんゆうびん」「一ねんせいになったら」「ふしぎなポケット」などの作...
みしま‐やたろう【三島弥太郎】
[1867〜1919]銀行家。薩摩の人。通庸(みちつね)の長男。貴族院議員・横浜正金銀行頭取を経て日本銀行総裁に就任するが、任期中に病死した。 [補説]徳冨蘆花の小説「不如帰(ほととぎす)」の登...
もりなが‐ていいちろう【森永貞一郎】
[1910〜1986]官僚・銀行家。宮崎の生まれ。大蔵省に入省し主計局長や事務次官を歴任。退官後は日本輸出入銀行の総裁や東京証券取引所理事長などを務め、昭和49年(1974)日本銀行総裁。
やまぐち‐まさお【山口昌男】
[1931〜2013]文化人類学者。北海道の生まれ。構造主義や記号論を日本に紹介。「中心と周縁」「トリックスター」などの文化理論は、日本の思想界に大きな影響を与えた。「『敗者』の精神史」で大仏次...