にった‐ただつね【仁田忠常】
[?〜1203]鎌倉初期の武将。伊豆の人。通称、仁田四郎(にたんのしろう)。源頼朝に仕え、範頼に従って平氏を追討。また、富士の巻狩りで曽我十郎祐成を討った。のち、将軍頼家と北条時政の争いに巻き込...
にった‐よしあき【新田義顕】
[?〜1337]鎌倉末期・南北朝時代の武将。義貞の長男。建武政権崩壊後、義貞と越前金崎(かねがさき)城を守ったが、足利方に攻められて落城、尊良(たかなが)親王とともに自害した。
にった‐よしおき【新田義興】
[1331〜1358]南北朝時代の武将。義貞の二男。関東でしばしば北朝方と戦ったが、足利尊氏(あしかがたかうじ)らに敗れて越後に逃れた。のち、足利方の策により、武蔵国多摩川の矢口の渡で謀殺された。
にった‐よしさだ【新田義貞】
[1301〜1338]鎌倉末期・南北朝時代の武将。上野の人。元弘3=正慶2年(1333)鎌倉幕府を滅ぼし、建武政権から重用されたが、のち、足利尊氏と対立。兵庫で楠木正成(くすのきまさしげ)ととも...
にわ‐ながひで【丹羽長秀】
[1535〜1585]安土桃山時代の武将。尾張の人。織田信長に仕え、近江(おうみ)の佐和山城主。本能寺の変後は豊臣秀吉を助け、山崎の戦い・賤ヶ岳の戦いに功を立て、越前北ノ庄城主となった。
はく‐き【白起】
[?〜前257]中国、戦国時代の秦の武将。郿(び)(陝西(せんせい)省)の人。昭襄王のとき、武功により武安君に封じられたが、のち、宰相の范雎(はんしょ)と不和となり、王の信を失って自殺させられた。
はしば‐ひでなが【羽柴秀長】
[1541〜1591]安土桃山時代の武将。豊臣秀吉の異父弟。秀吉をよく補佐し、各地で戦功をあげた。のち、大和郡山を領して大和大納言といわれた。
はたけやま‐しげただ【畠山重忠】
[1164〜1205]鎌倉初期の武将。武蔵の人。幼名、荘司次郎。源頼朝に仕えて源義仲追討、奥州征伐などに戦功が多い。のち北条義時と戦って戦死。
はたけやま‐まさなが【畠山政長】
[1442〜1493]室町中期の武将。幕府の管領(かんれい)。畠山持国の養子となったが、持国に実子義就(よしなり)が生まれたので追放された。のち、家督をめぐって義就と抗争を続け、応仁の乱の一因を...
はたけやま‐よしなり【畠山義就】
[?〜1490]室町中期の武将。畠山持国の子。持国の養子政長と家督相続をめぐって対立し、応仁の乱の発端をつくった。