あおき‐ろすい【青木鷺水】
[1658〜1733]江戸中期の俳人・浮世草子作者。京都の人。作品は「お伽百物語」「近代因果物語」など。
いけにし‐ごんすい【池西言水】
[1650〜1722]江戸中期の俳人。奈良の人。本名は則好。松江重頼(まつえしげより)の門人。自撰句集に「初心もと柏」がある。「木枯(こがらし)の果(はて)はありけり海の音」の句によって、世に「...
いのう‐じゃくすい【稲生若水】
[1655〜1715]江戸中期の本草(ほんぞう)学者。江戸の人。名は宣義。福山徳潤に師事し、のち加賀藩主に仕えた。博物学の先駆者。著「庶物類纂」など。
ごんすい【言水】
⇒池西言水(いけにしごんすい)
しゅ‐しゅんすい【朱舜水】
[1600〜1682]中国、明末清初の儒学者。余姚(よよう)(浙江省)の人。名は之瑜(しゆ)。字(あざな)は魯璵(ろよ)。明王朝復興運動に従ったが失敗。1659年日本に亡命・帰化。徳川光圀(とく...
しょうてい‐きんすい【松亭金水】
[1797〜1863]江戸後期の読本・人情本作者。江戸の人。本名、中村経年または保定。別号、積翠道人など。作に、人情本「閑情末摘花」など。
すぎうら‐ひすい【杉浦非水】
[1876〜1965]日本画家・デザイナー。愛媛の生まれ。本名、朝武(つとむ)。東京美術学校卒。多摩帝国美術学校校長。創作図案研究団体、七人社を結成、百貨店のポスターを作製するなど商業美術の振興...
ながくぼ‐せきすい【長久保赤水】
[1717〜1801]江戸中期の地理学者。常陸(ひたち)の人。名は玄珠。水戸藩の侍講となり、「大日本史」地理志の編纂(へんさん)に加わる。「日本輿地路程全図」などの地図を作成した。
ほり‐ばくすい【堀麦水】
[1718〜1783]江戸中期の俳人。加賀金沢の人。名は、堀長。俳諧中興運動において、貞享(じょうきょう)蕉風を唱導した。編著に「新みなし栗」「慶安太平記」など。