ろ‐ちゅうれん【魯仲連】
中国、戦国時代の斉の雄弁家。高節を守って誰にも仕えず、諸国を遊歴した。生没年未詳。魯連。
ろ‐はん【魯般】
中国、春秋時代の魯の工匠。公輸般(こうしゅはん)ともいい、機械の製作にすぐれ、雲梯(うんてい)(城攻めに用いるはしご)を考案したという。後世、工匠の祭神とされた。生没年未詳。
わたらい‐いえゆき【度会家行】
南北朝時代の神道家。伊勢外宮の禰宜(ねぎ)で、伊勢神道の大成者。北畠親房と親交があり、南朝方を支持。著「類聚神祇本源」「神道簡要」。生没年未詳。
わに【王仁】
古代、百済(くだら)から渡来した学者。応神天皇のときに「論語」「千字文(せんじもん)」を伝えたとされ、西文氏(かわちのふみうじ)の祖といわれる。生没年未詳。