ヤング【Thomas Young】
[1773〜1829]英国の医師・物理学者・考古学者。目について研究し、光の波動説、光が横波であること、色覚の三色説を提唱。弾性体のヤング率を発見し、小児の投薬量を算出するヤング式を定め、また、...
よこみぞ‐せいし【横溝正史】
[1902〜1981]小説家。兵庫の生まれ。本名、正史(まさし)。日本の風土に怪奇性を融合させた本格推理小説を発表。作「本陣殺人事件」「八つ墓村」「犬神家の一族」「悪魔の手毬唄(てまりうた)」「...
よさの‐あきこ【与謝野晶子】
[1878〜1942]歌人。堺の生まれ。旧姓、鳳(ほう)。鉄幹の妻。新詩社を代表する歌人として雑誌「明星」で活躍、明治浪漫主義に新時代を開いた。歌集「みだれ髪」「小扇」「舞姫」「恋衣」(共著)、...
よしかわ‐えいじ【吉川英治】
[1892〜1962]小説家。神奈川の生まれ。本名、英次(ひでつぐ)。「鳴門秘帖」「神州天馬侠」で流行作家となり、「宮本武蔵」によって大衆文学に新しい分野を開拓。以後も「新平家物語」「私本太平記...
よしざわ‐よしのり【吉沢義則】
[1876〜1954]国語学者・国文学者・歌人。愛知の生まれ。東大卒。京大教授。古訓点・平安朝文学などを研究。書家としても知られ、また、短歌雑誌「帚木(ははきぎ)」を主宰。著「国語史概説」「対校...
よしゆき‐じゅんのすけ【吉行淳之介】
[1924〜1994]小説家。岡山の生まれ。「驟雨」で第31回芥川賞を受賞し、以降「第三の新人」の一人として活躍。他に「闇のなかの祝祭」「砂の上の植物群」「夕暮まで」など。
ヨセフ【Joseph】
旧約聖書「創世記」の人物。ヤコブの子。父から特にかわいがられたため他の兄弟たちに憎まれ、エジプトに売られたが、のち宰相となって国を飢饉(ききん)から救い、父や兄弟たちと再会する。 イエスの母...
ラーゲルレーブ【Selma Ottiliana Lovisa Lagerlöf】
[1858〜1940]スウェーデンの女流小説家。人間と自然への愛を基調に、空想性あふれる作品を書いた。1909年ノーベル文学賞受賞。作「イェスタ=ベルリング物語」「ニルスのふしぎな旅」など。
り‐てき【李迪】
中国、南宋の画家。河陽(河南省)の人。宋代院体花鳥画を代表する画家とされ、山水画・動物画にもすぐれた。生没年未詳。
りゅう‐きょう【劉向】
[前77ころ〜前6]中国、前漢の経学者。本名、更生。字(あざな)は子政。宮中の書物の校訂・整理に当たり、書籍解題「別録」を作り、目録学の祖と称される。著「説苑(ぜいえん)」「洪範五行伝」「新序」...