おおにし‐きょじん【大西巨人】
[1919〜2014]小説家・批評家。福岡の生まれ。本名、巨人(のりと)。新聞社勤務を経て、対馬要塞重砲兵連隊に入隊。戦後「近代文学」同人となる。昭和27年(1952)、評論「俗情との結託」で野...
おおむら‐さとし【大村智】
[1935〜 ]化学者。薬学者。山梨の生まれ。微生物から発見した新物質によって、多くの医薬・農薬・生化学研究用試薬の実用化に寄与。このうち、エバーメクチンをもとに開発された、抗寄生虫薬のイベルメ...
カダフィ【Muammar Al Qadthafi】
[1942〜2011]リビアの軍人政治家。遊牧民ベドウィンの子として生まれ、士官学校在学中に民族主義の将校団を結成、1969年にクーデターを起こし、国王を追放。軍事政権を樹立し、最高指導者となっ...
さるはし‐かつこ【猿橋勝子】
[1920〜2007]地球化学者。東京の生まれ。昭和18年(1943)より中央気象台(現気象庁)勤務。昭和29年(1954)の米国ビキニ沖水爆実験を機に、大気・海洋の人工放射性物質研究を行い注目...
ティセリウス【Arne Wilhelm Kaurin Tiselius】
[1902〜1971]スウェーデンの化学者。シュリーレン法による電気泳動測定装置を考案し、血清たんぱく質の成分を明らかにした。また、ガンマグロブリンが抗体であることを発見した。1948年ノーベル...
なかはら‐ゆうすけ【中原佑介】
[1931〜2011]美術評論家。兵庫の生まれ。本名、江戸頌昌(えどのぶよし)。理論物理学から美術評論に転じ、戦後の美術評論をリードした。京都精華大学長、水戸芸術館総監督などを歴任。著作に「人間...
フォートリエ【Jean Fautrier】
[1898〜1964]フランスの画家。抽象画を主として描き、第二次大戦中に制作された連作「人質」は、アンフォルメルの先駆として美術界に大きな影響を与えた。
ペダーセン【Charles John Pedersen】
[1904〜1989]米国の化学者。母は日本人。デュポン社研究所研究員。1967年にクラウンエーテルを発見し、その性質を研究した。1987年ノーベル化学賞受賞。
ランジュバン【Paul Langevin】
[1872〜1946]フランスの物理学者。ジョリオ=キュリーの師。物質の磁性を研究し、常磁性体・反磁性体の理論を立てた。また、第二次大戦中は反ナチスのレジスタンスを指導、戦後は教育改革に尽力。著...
リビー【Willard Frank Libby】
[1908〜1980]米国の化学者。炭素14を用いた放射性炭素年代測定法や、トリチウムによる年代決定法を考案し、考古学・地質学などの発展に寄与した。1960年ノーベル化学賞受賞。