ばんどう‐みつごろう【坂東三津五郎】
歌舞伎俳優。屋号、大和屋。 (初世)[1745〜1782]大坂の人。前名、竹田巳之助(みのすけ)。坂東三八の養子となり、改名。江戸へ出て、和実の上手として名声を得た。 (3世)[1775〜1...
ばん‐のぶとも【伴信友】
[1773〜1846]江戸後期の国学者。若狭小浜藩士。通称、州五郎。号、事負(ことひ)。本居宣長没後の門人。歴史の研究、古典の考証にすぐれた。著「比古婆衣(ひこばえ)」「長等山風(ながらのやまか...
ひがしやま‐どの【東山殿】
足利義政が東山に造営した山荘。現在の銀閣寺。 足利義政の通称。
ひき‐よしかず【比企能員】
[?〜1203]鎌倉初期の武将。通称、藤四郎。武蔵国比企郡の豪族で、源頼朝の乳母比企禅尼の養子となる。娘若狭局が2代将軍頼家の子一幡(いちまん)を産み、外戚として権勢を振るった。頼家とともに北条...
ひらた‐あつたね【平田篤胤】
[1776〜1843]江戸後期の国学者。国学の四大人の一。秋田藩士。旧姓、大和田。号、気吹之舎(いぶきのや)・真菅屋。通称、大角(大壑)。脱藩して本居宣長没後の門人と自称。宣長の古道精神を拡大強...
ひらの‐くにおみ【平野国臣】
[1828〜1864]幕末の尊攘派志士。福岡藩士。通称、次郎。脱藩して京都に上り、西国の尊攘派を結集したが、寺田屋事件で失敗。のち、生野の変を起こしたが捕らえられ、獄中で斬られた。
ひろせ‐いぜん【広瀬惟然】
[?〜1711]江戸前期の俳人。美濃の人。通称、源之丞。別号、素牛・鳥落人など。芭蕉の門人。師の没後、諸国を放浪。新奇軽妙な句風で口語調も試み、一茶らの先駆とされる。編著「藤の実」「二葉集」など。
ピット【Pitt】
(William 〜)[1708〜1778]英国の政治家。通称、大ピット。七年戦争時代、国務相として戦争を指導。インド・北アメリカにおいてフランス勢力を打破し、大英帝国の基礎を固めた。 (W...
ふじい‐たかなお【藤井高尚】
[1764〜1840]江戸後期の国学者・歌人・神官。備中の人。通称、忠之丞。号、松の屋・松斎。本居宣長の門下で、すぐれた文章家であった。著「三(みつ)のしるべ」「伊勢物語新釈」など。
ふじた‐とうこ【藤田東湖】
[1806〜1855]江戸末期の儒学者。水戸藩士。幽谷(ゆうこく)の二男。名は彪(たけき)。通称、虎之助。藩主徳川斉昭のもとで藩政改革に尽力。また、その思想は尊王攘夷運動に大きな影響を与えた。安...