いしかわ‐の‐いらつめ【石川郎女/石川女郎】
大和・奈良時代の女流歌人。万葉集に同名の七人が登場するが、実在したのは三人から五人とする説が有力。 久米禅師と歌を贈答した石川郎女。 大津皇子と歌を贈答した石川郎女。 日並皇子(ひなみしの...
えま‐たろう【江馬太郎】
北条泰時の通称。
おか‐おにたろう【岡鬼太郎】
[1872〜1943]劇作家・劇評家。東京の生まれ。本名、嘉太郎(よしたろう)。新聞記者のかたわら小説も執筆。2世市川左団次の信を得、明治座主事・松竹顧問。戯曲「小猿七之助」「今様薩摩歌」など。
おかむら‐きんたろう【岡村金太郎】
[1867〜1935]海藻学者。東京の生まれ。日本近海の海藻を調査研究し、藻類学を確立。水産講習所長。著「日本藻類図譜」など。
きぎ‐たかたろう【木々高太郎】
[1897〜1969]大脳生理学者・小説家。山梨の生まれ。本名、林髞(たかし)。ソ連に留学し、パブロフの条件反射理論を日本に紹介。一方で探偵小説作家としても注目を集め、探偵小説芸術論を展開。「推...
たけだ‐りんたろう【武田麟太郎】
[1904〜1946]小説家。大阪の生まれ。新感覚派的手法による小説「暴力」でプロレタリア文学の作家として出発、のち市井(しせい)の庶民の生態を描いた「日本三文オペラ」などを発表。雑誌「人民文庫...
ふくはら‐りんたろう【福原麟太郎】
[1894〜1981]英文学者・随筆家。広島の生まれ。東京教育大学教授。著「チャールズ=ラム伝」「文学と文明」など。
みずの‐れんたろう【水野錬太郎】
[1868〜1949]官僚・政治家。秋田の生まれ。内務省を退官後、貴族院議員・内相・文相を歴任。
やまだ‐ふうたろう【山田風太郎】
[1922〜2001]小説家。兵庫の生まれ。本名、誠也(せいや)。「眼中の悪魔」「太陽黒点」など多くの推理小説を執筆。のち「甲賀忍法帖(こうがにんぽうちょう)」を皮切りに多数の忍法小説を発表し、...
わたなべ‐じょうたろう【渡辺錠太郎】
[1874〜1936]軍人。陸軍大将。愛知の生まれ。軍事参議官・教育総監などを歴任。統制派の頭目として、二・二六事件で青年将校により射殺された。