カルポー【Jean-Baptiste Carpeaux】
[1827〜1875]フランスの彫刻家。古典主義の伝統を離れ、躍動的で優美な官能性を備えた作品を多数制作した。作、オペラ座正面装飾の「ダンス」など。
アリソン【James Patrick Allison】
[1948〜]米国の免疫学者。T細胞の表面にあるCTLA-4という分子が免疫の働きを抑制していることを発見。この作用を阻害することで、がん細胞に対する免疫応答を高める抗体の開発に成功した。201...
なみき‐しょうぞう【並木正三】
[1730〜1773]江戸中期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木宗輔の弟子。浄瑠璃の手法を応用した脚色と、奇抜な舞台装置で新生面を開いた。代表作「三十石艠始(さんじっこくよぶねのはじまり)」...
にちじょう【日乗】
[?〜1577]戦国時代の僧。出雲朝山郷の人。織田信長の寵を受け、内裏修造の奉行を務めた。キリスト教を排撃し、信長の面前でイエズス会士フロイスと宗論を交えたが敗れたという。
もんがく【文覚】
平安末期・鎌倉初期の真言宗の僧。俗名は遠藤盛遠。もと北面の武士で、誤って袈裟御前(けさごぜん)を殺して出家。神護寺再興を強訴したため伊豆に流されたが、そこで源頼朝の挙兵を助け、頼朝開府後に神護寺...
モンテルラン【Henry Millon de Montherlant】
[1896〜1972]フランスの小説家・劇作家。価値観の崩壊した時代における苦悶・孤独を基調に、男性的行動の称揚、女性蔑視などの価値観を前面に出した作品で注目を集めつつ、常に絶対性を追求した。ピ...
モンドリアン【Pieter Cornelis Mondriaan】
[1872〜1944]オランダの画家。新造形主義を提唱し、水平線と垂直線、三原色と無彩色により画面を構成した。ピエト=モンドリアン。
やまぐち‐たけお【山口長男】
[1902〜1983]画家。朝鮮の生まれ。東京美術学校卒。武蔵野美大教授。フランスで佐伯祐三、ザッキンらと交流。二科展に抽象絵画を出品、簡潔な色彩と重厚な質感の絵肌で知られる。芸術選奨受賞。代表...
やまざき‐ちょううん【山崎朝雲】
[1867〜1954]彫刻家。福岡の生まれ。高村光雲に師事し、同門の平櫛田中らとともに日本彫刻会を結成。木彫による写実的表現に新生面を開いた。
やまのうえ‐そうじ【山上宗二】
[1544〜1590]安土桃山時代の茶人。堺の人。薩摩屋と号する商人で、千利休に茶を学び、豊臣秀吉に仕えた。のちに放逐され、諸国流浪ののち小田原の陣で再び秀吉と対面したが、不興をかい処刑されたと...