ムハンマド‐アブドゥフ【Muḥammad ‘Abduh】
[1849〜1905]近代エジプトのイスラム改革思想家。アフガーニーの感化を受け民族主義運動に参加。合理主義的立場からイスラム改革に努力した。特にアズハル大学の機構・教育改革に貢献。
むらまさ【村正】
室町時代、伊勢の刀工。桑名郡千子(せんご)に住み、千子派とも称された。利刃(りじん)をもって名高い。徳川家で、村正の刀による不祥事が相次いだことから、妖刀伝説が生まれた。同名の刀工はほかに数人い...
むらやま‐とみいち【村山富市】
[1924〜 ]政治家。大分の生まれ。昭和47年(1972)日本社会党から衆議院議員初当選。細川連立政権が成立した翌年の平成5年(1993)党委員長に選ばれる。翌年、新生党などと対立が生じ連立離...
むらやま‐ともよし【村山知義】
[1901〜1977]劇作家・演出家・小説家。東京の生まれ。前衛美術から演劇に転じ、プロレタリア演劇運動に参加。また新協劇団を結成、後進を育成した。戯曲「暴力団記」、小説「白夜」など。
ムン‐ジェイン【文在寅】
[1953〜 ]韓国の政治家。第19代大統領。朝鮮戦争時に脱北した家族のもとで育つ。学生運動などを経て、盧武鉉(ノムヒョン)とともに弁護士事務所を開業。盧が大統領となると民間から政権入りした。2...
ムーニエ【Emmanuel Mounier】
[1905〜1950]フランスのカトリック哲学者。「エスプリ」誌を創刊。キリスト教的実存主義・人格主義の立場から社会正義を主張。著「人格主義宣言」「人格主義とは何か」など。
メサイア【Messiah】
⇒メシア ヘンデル作曲のオラトリオ。1742年ダブリンで初演。キリストの降誕・受難・復活の3部からなる。第2部の「ハレルヤコーラス」は特に有名。救世主。
メドベージェフ【Dmitriy Anatol'evich Medvedev】
[1965〜 ]ロシア連邦の政治家。早くからプーチンの側近としてサンクトペテルブルグ市政や国政に関与し、2005年に第一副首相に就任。2008年3月の大統領選ではプーチンの後継指名を受けて圧勝。...
メニューイン【Yehudi Menuhin】
[1916〜1999]米国のバイオリン奏者。少年のころから名人芸的演奏で活躍、のち、精神的に深みのある演奏へ転じた。
めみょう【馬鳴】
《(梵)Aśvaghoṣaの訳》2世紀ごろのインドの仏教詩人。バラモンの論師から仏教に帰依し、カニシカ王の保護を受けた。技巧的なカービヤ(美文体)文学の先駆となり、叙事詩「ブッダチャリタ(仏所行...