しょうてい‐きんすい【松亭金水】
[1797〜1863]江戸後期の読本・人情本作者。江戸の人。本名、中村経年または保定。別号、積翠道人など。作に、人情本「閑情末摘花」など。
しょうてつ【正徹】
[1381〜1459]室町前期の歌人・禅僧。備中の人。字(あざな)は清巌(せいがん)。号、松月・招月。東福寺の書記を務めたことから徹書記ともいう。歌を冷泉為尹(れいぜいためただ)・今川了俊に学び...
しょう‐デュマ【小デュマ】
⇒デュマ
しょうとく‐たいし【聖徳太子】
[574〜622]用明天皇の皇子。名は厩戸(うまやど)皇子。豊聡耳(とよとみみ)皇子・上宮(じょうぐう)太子ともいう。叔母推古天皇の摂政として内政・外交に尽力。冠位十二階・憲法十七条を制定して集...
しょうとく‐てんのう【称徳天皇】
[718〜770]第48代天皇。在位764〜770。孝謙天皇の重祚(ちょうそ)。重用した道鏡の専横が甚だしく、宇佐八幡神託事件を起こした。
しょう‐どうせい【蕭道成】
[427〜482]中国、南斉の初代皇帝。在位479〜482。諡号(しごう)は高帝、廟号は太祖。宋の順帝を廃して自立し、国号を斉とした。
しょう‐なんこう【小楠公】
楠木正成(くすのきまさしげ)を大楠公と呼ぶのに対し、その子正行(まさつら)をいう敬称。
しょうねい‐おう【尚寧王】
[1564〜1620]琉球の王。第2尚氏王統の第7代。慶長14年(1609)薩摩(さつま)の島津軍の侵略によって捕虜となり、2年間の抑留ののち帰国。島津氏による琉球支配を恥じ、王家の墓へ入ること...
しょうの‐えいじ【庄野英二】
[1915〜1993]児童文学作家。山口の生まれ。芥川賞作家庄野潤三の兄。坪田譲治に師事。長編童話「星の牧場」のほか、童話集「雲の中のにじ」「アルファベット群島」、エッセー集「ロッテルダムの灯(...
しょうの‐じゅんぞう【庄野潤三】
[1921〜2009]小説家。大阪の生まれ。児童文学作家庄野英二の弟。「第三の新人」の一人。「プールサイド小景」で芥川賞受賞。家庭のささやかな日常を描き続ける。他に「静物」「夕べの雲」「絵合せ」...