しらかわ‐まさあき【白川方明】
[1949〜 ]銀行家・経済学者。福岡の生まれ。昭和47年(1972)日本銀行に入行。国際局参事や理事を歴任し、平成20年(2008)総裁に就任。
しらかわ‐よしのり【白川義則】
[1869〜1932]軍人。陸軍大将・元帥。愛媛の生まれ。昭和7年(1932)上海事変のため上海派遣軍司令官となり、同地の天長節祝賀会場で爆弾により重傷を負い、1か月後死去。
しらかわ‐らくおう【白河楽翁】
松平定信の異称。
シラク【Jacques Chirac】
[1932〜2019]フランスの保守政治家。第22代大統領。ジスカール‐デスタン、ミッテラン政権で首相を務め、パリ市長も兼務。のちに大統領に就任、2期務めた。在任1995〜2007。→サルコジ
しらす‐じろう【白洲次郎】
[1902〜1985]政治家・実業家。兵庫の生まれ。正子の夫。企業役員などを経て、第二次大戦後は吉田茂の側近としてGHQとの折衝などに当たる。昭和23年(1948)貿易庁初代長官、昭和26年(1...
しらす‐まさこ【白洲正子】
[1910〜1998]随筆家。東京の生まれ。次郎の妻。幼少より能を習い、当時は女人禁制とされていた能舞台に女性演者として初めて立った。「能面」「かくれ里」で読売文学賞を二度受賞。能のほか、古美術...
しらせ‐のぶ【白瀬矗】
[1861〜1946]探検家。陸軍中尉。秋田の生まれ。明治45年(1912)、日本人として初めて南極大陸に上陸、1月28日に南緯80度5分、西経156度37分の地点まで進んだが、南極点には達しな...
しらとり‐くらきち【白鳥庫吉】
[1865〜1942]東洋史学者。千葉の生まれ。東大教授。近代的東洋史学を確立。北アジア・中央アジア諸民族の歴史を研究。東洋文庫の創設に尽力。著「西域史研究」「日本語の系統」。
シラノ‐ド‐ベルジュラック【Cyrano de Bergerac】
[1619〜1655]フランスの小説家・劇作家・自由思想家。軍人として勇名を馳せたが負傷して退役、文筆生活に入った。その生涯はロスタン作の戯曲によって伝説化された。小説「月世界旅行記」、喜劇「...
しらやなぎ‐しゅうこ【白柳秀湖】
[1884〜1950]評論家・小説家。静岡の生まれ。本名、武司。堺利彦・幸徳秋水らの影響を受けて平民社に参加したが、のち転向。小説「駅夫日記」、評論「鉄火石火」「財界太平記」など。