デュナン【Jean Henri Dunant】
[1828〜1910]スイスの社会事業家。国際赤十字社の創立者。1864年、赤十字に関するジュネーブ条約を成立させた。1901年、最初のノーベル平和賞受賞。
デュ‐ビニョー【Vincent Du Vigneaud】
[1901〜1978]米国の生化学者。ビタミンH(ビオチン)、ホルモンのオキシトシン・バソプレシン(抗利尿ホルモン)の構造決定・合成に成功し、たんぱく質の人工合成研究の基礎を築いた。1955年、...
デレッダ【Grazia Deledda】
[1871〜1936]イタリアの女流小説家。生地サルデーニャ島の自然と人間を写実的に描いた。1926年、ノーベル文学賞受賞。作「エリアス=ポルトル」「きづた」など。
デール【Henry Hallet Dale】
[1875〜1968]英国の生理学者。ヒスタミンの作用などを研究。アセチルコリンが神経伝達物質であることを発見し、1936年、O=ローイとともにノーベル生理学医学賞を受賞。
トゥトゥ【Desmond Mpilo Tutu】
[1931〜2021]南アフリカ聖公会大主教。反アパルトヘイト運動の中心的指導者。1984年にヨハネスブルク主教。同年ノーベル平和賞受賞。ツツ。
トッド【Alexander Robertus Todd】
[1907〜1997]英国の生化学者。ビタミンB1やビタミンEの合成に成功。DNAの基本構造を解明し、1957年、ノーベル化学賞受賞。
とねがわ‐すすむ【利根川進】
[1939〜 ]生物学者。愛知の生まれ。分子生物学・免疫遺伝学を専攻し、免疫T細胞受容体遺伝子の研究で業績をあげた。昭和59年(1984)文化勲章受章。昭和62年(1987)ノーベル生理学医学賞受賞。
トムソン【Thomson】
(Joseph John 〜)[1856〜1940]英国の物理学者。キャベンディッシュ研究所長を務め、電子の存在の確認、放射能の研究などにより、現代原子物理学の基礎を築いた。1906年、ノーベ...
ともなが‐しんいちろう【朝永振一郎】
[1906〜1979]物理学者。東京の生まれ。三十郎の長男。東京教育大学学長。場の量子論において超多時間理論、繰り込み理論を発表。量子電磁力学の発展に寄与し、昭和40年(1965)ノーベル物理学...
トルバルセン【Bertel Thorvaldsen】
[1770〜1844]デンマークの彫刻家。主にローマで活躍。カノーバと並ぶ新古典主義の代表者。作「キリスト像」など。