クーシュ【Polykarp Kusch】
[1911〜1993]米国の物理学者。ドイツの生まれ。1912年渡米、翌年帰化。マイクロ波発振器の開発、電子の磁気モーメントの精密決定などに貢献した。1955年、W=E=ラムとともにノーベル物理...
ポター【Helen Beatrix Potter】
[1866〜1943]英国の児童文学者。友人の子供に宛てた絵入りの手紙が、1902年に「ピーターラビットのおはなし」として出版される。その後もウサギやリスなどを主人公とする童話を多く作った。
ポアソン【Siméon Denis Poisson】
[1781〜1840]フランスの数学者・物理学者。定積分・微分方程式論を研究。変分法・確率論など幅広い分野で業績をあげ、また数学を熱力学・電磁場論などの物理学に応用した。電位などのポテンシャルを...
ポアンカレ【Poincaré】
(Jules Henri 〜)[1854〜1912]フランスの数学者・天文学者・物理学者。微分方程式・関数論や天体力学などの研究で功績があるほか、実用主義(プラグマティズム)に対して科学のため...
ポッパー【Karl Raimund Popper】
[1902〜1994]オーストリア生まれの英国の哲学者。科学方法論を「反証可能性」の理論によって展開。また、漸次的な社会工学の理念を提起した。著「科学的発見の論理」「歴史主義の貧困」など。ポパー。
ポパー【Karl Raimund Popper】
⇒ポッパー
ポランニー【Polanyi】
(Karl 〜)[1886〜1964]ハンガリー生まれの経済学者。主として米国で活躍。物資の交換形態として互酬・再分配・交換の3様式を摘出し、市場社会と非市場社会に考察を加えて経済人類学を体系...
ポリツィアーノ【Angelo Poliziano】
[1454〜1494]イタリアの詩人・人文主義者。プラトン哲学者フィチーノの弟子。メディチ家の家庭教師として活躍。晩年は古典籍の評釈などに努めた。詩「騎馬槍試合のスタンツェ」、詩劇「オルフェオ物...
ポリビオス【Polybios】
[前203ころ〜前120ころ]古代ギリシャの歴史家。ローマ元老院の嫌疑を受けてローマに抑留中、小スキピオの恩顧を受け、歴史を研究。政体循環史観による大著「歴史」40巻を残した。
ポリュクレイトス【Polykleitos】
古代ギリシャの彫刻家。前5世紀に活躍。人体の均整美を追求し、理論書「カノン(規範)」を著した。生没年未詳。