うめはら‐たけし【梅原猛】
[1925〜2019]哲学者。宮城の生まれ。法隆寺について論じた「隠された十字架」で毎日出版文化賞を受賞。日本古代史を幅広く論じ、多くの著作を残した。劇作家としても活躍し、原作を担当した「ヤマト...
かく‐しゅけい【郭守敬】
[1231〜1316]中国、元の科学者。順徳邢台(河北省)の人。字(あざな)は若思。算術・水利に精通し、各地の水利事業に従事。天文観測器を考案・製作して観測を行い、新暦の編纂に加わり、授時暦を完...
かく‐しょう【郭象】
[252ころ〜312]中国、西晋の学者。字(あざな)は子玄。河内(河南省)の人。清談にたくみで、「荘子」の注を著し、魏晋のころの玄学思想によって道家哲学を顕彰した。
かく‐しょうれい【郭松齢】
[1884〜1925]中国の軍人・政治家。遼寧省瀋陽の人。字(あざな)は茂辰。陸軍大学卒業後、張作霖(ちょうさくりん)の部下となる。作霖を討とうとして失敗し、銃殺された。クオ=ソンリン。
かく‐はく【郭璞】
[276〜324]中国、東晋の学者・文人。河東・聞喜(山西省)の人。字(あざな)は景純。経学・詩文・暦数に通じ、「爾雅(じが)」「方言」「山海経(せんがいきょう)」に注をつけた。「遊仙詩」14首...
か‐けい【夏珪】
中国、宋代の画家。銭塘(せんとう)(浙江省杭州)の人。字(あざな)は禹玉(うぎょく)。馬遠(ばえん)とともに南宋の宮廷画院を代表する山水画家。室町中期以降の日本の山水画に影響を与えた。生没年未詳。
がく‐ひ【岳飛】
[1103〜1141]中国、南宋の武将。湯陰(河南省)の人。字(あざな)は鵬挙(ほうきょ)。北宋末に義勇軍に入り、軍功をあげ、湖北の地で軍閥の巨頭となった。金軍との戦争を主張し、和議派の宰相秦檜...
そう‐そう【曹操】
[155〜220]中国、三国時代の武将。魏(ぎ)の始祖。譙(しょう)(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は孟徳(もうとく)。後漢末、黄巾の乱の鎮圧を機に勢力を伸ばし、中国北部を統一。南下を試み...
そう‐びんきゅう【宋敏求】
[1019〜1079]中国、北宋の政治家・学者。趙州(ちょうしゅう)(河北省)の人。字(あざな)は次道。「唐書」の編纂(へんさん)者の一人。著「長安志」「唐大詔令集」など。
みんちょう【明兆】
[1351ころ〜1431]室町初期の画僧。淡路の人。字(あざな)は吉山。号、破草鞋(はそうあい)。東福寺の殿司(でんす)となり、兆殿司ともよばれる。宋・元の画風を研究、肥痩(ひそう)のある墨線と...