あかまつ‐みつすけ【赤松満祐】
[1381〜1441]室町中期の武将。則村の曽孫。播磨(はりま)・備前・美作(みまさか)の守護。嘉吉(かきつ)の乱で将軍足利義教(あしかがよしのり)を殺して領国播磨に帰り追討軍に攻められて自害。
とさ‐みつおき【土佐光起】
[1617〜1691]江戸前期の画家。堺の人。光則の子。承応3年(1654)室町末期以来とだえていた宮廷の絵所預となり、土佐家を再興、江戸時代の土佐様式をつくりあげた。のち剃髪して常昭と号し、法...
とさ‐みつのぶ【土佐光信】
[?〜1522ころ]室町後期の画家。宮廷の絵所預、幕府の御用絵師をも務め、将監さらには刑部大輔に任じられ、画家として最高の地位をきわめて土佐派の画系を確立。絵巻・肖像画・仏画から工芸品の下絵まで...
とさ‐ゆきひろ【土佐行広】
室町前期の画家。姓は藤原。宮廷絵所の絵師。応永13年(1406)土佐将監の記録が残り、土佐派を名のった最初の画人とされる。作「融通念仏縁起絵巻」など。生没年未詳。