ダグラス【Frederick Douglass】
[1818〜1895]米国の黒人運動家。奴隷の子として生まれたが北部に逃亡。奴隷制廃止運動に尽力し、リンカーンの大統領選挙を後援するなど黒人の権利獲得に大きな役割を果たした。ハイチ駐在アメリカ公...
だんどう‐しげみつ【団藤重光】
[1913〜2012]法学者。山口の生まれ。刑事訴訟法の策定に関与するなど、刑事法学の専門家として活躍。昭和49年(1974)最高裁判所判事に就任。判事退官後は死刑廃止運動に尽力した。平成7年(...
チュラロンコーン【Chulalongkorn】
[1853〜1910]タイのバンコク朝第5代の王ラーマ5世の通称。在位1868〜1910。行政・司法・軍事制度の西欧化による中央集権の確立、奴隷制廃止などの近代化政策を通じて国力を充実し、独立を...
チュルゴー【Anne Robert Jacques Turgot】
[1727〜1781]フランスの政治家・経済学者。ルイ16世時代の財政総監。穀物取引の自由化、ギルド廃止など自由主義的改革に努力したが、反対派の抵抗により罷免された。テュルゴー。
ハルデンベルク【Karl August Hardenberg】
[1750〜1822]プロイセンの政治家。1810年、シュタインの後を継いで宰相となり、ウィーン会議に全権として出席し、領土拡大に成功。ギルドの廃止、商業の自由の確立、各種税制の改革などに努力した。
バブーフ【François Noël Babeuf】
[1760〜1797]フランスの革命家・思想家。私有財産制の廃止を主張し、共産主義的独裁政権の樹立を目ざして総裁政府転覆を企てるが、逮捕・処刑された。その武装蜂起による権力奪取や革命的独裁の理論...
ひがしくに‐の‐みや【東久邇宮】
旧宮家の一。明治39年(1906)久邇宮朝彦親王の第9王子稔彦(なるひこ)王が創立。昭和22年(1947)宮家廃止。
ブライト【John Bright】
[1811〜1889]英国の政治家。コブデンとともに自由放任主義を唱え、穀物法の廃止に成功。クリミア戦争に反対し、米国の南北戦争では北軍を支持した。
ベッカリーア【Cesare Bonesana Beccaria】
[1738〜1794]イタリアの法学者。啓蒙思想の影響を受けて、罪刑法定主義・死刑廃止・拷問禁止などを主張。近代刑法学の先駆者とされる。著「犯罪と刑罰」。
やましな‐の‐みや【山階宮】
旧宮家の一。元治元年(1864)伏見宮邦家親王の第1王子晃親王が創立。昭和22年(1947)宮号廃止。